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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『ノーナレ』で今治タオル炎上?
不買運動にも発展!?

“Made in Japan”の知られざる真実……NHK『ノーナレ』タオル工場で働く技能実習生が過酷労働を告発!

問題の会社は、今治タオル工場?

 番組内では言及されていなかったが、放送後、視聴者の間では「愛媛」「タオル」というキーワードから、この会社は今治タオルを製造しているのではないかとの臆測が飛び交い、「まさに現代の蟹工船」「今治タオルは高品質だから、日本のブランドだからと贔屓にしてた自分が恥ずかしい。外国人実習生からの搾取によりブランドが維持されているなんて知らなかった」「国産の今治タオル、そう、その質の割に安いとどこかで思ってた。こんな辛い思いをしていた外国人技能実習生がいたとは」「今治タオル、不買運動起きても仕方ないな」「日本人として愛媛県民として、恥ずかしすぎるよ」といった意見が噴出。国産ブランドとして名高い今治タオルが、実習生たちの過酷労働によって支えられているかもしれないという事実に衝撃を受けた人が多かったようだ。

 番組によると、2018年に日本にやってきた技能実習生は約32万8,000人(うち約8万3,000を人がベトナム人)。国際貢献を建前としているが、その実態は実習という名のもと、低賃金・重労働に就かされるケースが少なくない。また、事業主によるセクハラや暴力も横行しており、自殺や事故死も後を絶たない。実習生の多くは来日にあたって多額の借金を背負っており、ティエンさんは第三者のサポートで無事に再就職先が見つかったが、制度上、ブラック企業につかまってしまっても、在留資格が会社とひも付けられているため、勝手に辞めたり、職場を変えるのは難しいというのが現状だ。

 こういった実習生をめぐる問題はたびたび報道されているが、”Made in Japan”の裏に隠された真実にも、しっかりと目を向けるべきだろう。

最終更新:2019/06/26 09:24
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