今度はみやぞん骨折事故の隠蔽疑惑!? 視聴者離れで迷走続く『イッテQ』に打ち切り説が再燃
#世界の果てまでイッテQ! #みやぞん
日曜夜のゴールデンタイムを独走してきた日本テレビ系人気バラエティ『世界の果てまでイッテQ!』(以下、『イッテQ』)だが、先ごろ行われたインドでのロケ中、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが、左足首を骨折する大けがを負っていたことが発覚し、番組打ち切り説が加速している。
日本テレビが事実を公表したのは、先月5月28日。その説明によれば、番組の企画で、走って木の板を踏んでジャンプし、火の輪をくぐるというチャレンジの際に、みやぞんが着地で足をひねって骨折。全治2カ月を要する大けがを負ったという。
日テレは謝罪し、今後の安全対策に万全を尽くすとしたが、関係者の間では番組の対応に疑念の声が上がっている。
「通常、この手の危険を伴うロケでは、事前にスタッフが同じことを試して安全を確認することになっています。近年は、安全対策やコンプライアンスが厳格化していますからね。ただ、『イッテQ』では、ヤラセ疑惑が浮上して以降、視聴率が低迷。テレビ朝日系の『ポツンと一軒家』に視聴率を抜かれたこともあって、スタッフの中には焦りが生じている。それでインパクトを求めたスタッフが、安全対策を怠り、みやぞんに無理をさせたのではないかと疑う見方があるのです。みやぞんも、視聴率を期待されていたことがわかって、断れなかったのかもしれません」(番組制作会社スタッフ)
『イッテQ』のヤラセ疑惑とは、昨年11月に「週刊文春」(文藝春秋)が報じたスクープで、お笑い芸人の宮川大輔がリポーターを務める人気企画『世界で一番盛り上がるのは何祭り?』が、実際には存在しない祭りをデッチ上げているのではないかと指摘したもの。5月に放送されたラオスでの「橋祭り」が番組のためにデッチ上げられたものだったとする「週刊文春」に対し、当初、日テレ側は捏造を否定していたが、翌週、同誌が2017年2月放送の「カリフラワー祭りinタイ」にもデッチ上げがあったと報じると、翌日、再び見解を発表。「番組の意向でコーディネート会社が主催者に提案したり実質的な主催者となったりして、イベントとして開催したケースがありました。中には場所や時期を変更して開催したものもありました」と釈明し、ヤラセの意図こそ否定したものの、祭り企画の休止を発表した。
「ヤラセに対する日テレの弁明は苦しく、番組の信用性が薄れて、徐々に視聴率は低迷。と同時に、裏番組であるテレビ朝日の『ポツンと一軒家』(以下、『ポツンと』 )に肉薄され、5月には、ついに長年死守していた日曜ゴールデンタイムの首位の座をテレ朝に奪われてしまいました。しかも、『ポツンと』が低予算で制作されているのに対し、『イッテQ』はタレントの人件費や海外ロケ費など、数倍の経費がかかっているだけにスタッフの焦りも大きい。そのさなかでの今回の事故ですから、打ち切り説が再燃しているのも無理はないです」(同)
しかも、今回のみやぞんの骨折事故に関しては、事後処理もまずかった。というのも、事故が起こったのは5月24日だったのだが、日テレがその事実を公表したのは28日。日テレ関係者によれば、上層部には事故当日に現地から電話報告が入っていたという。
「発表が遅れたのは、事故を隠蔽しようとしたからではないかと疑う声まで浮上しました。テレ朝に抜かれて、それだけ上層部の焦りも相当だということです。他の部署からは、『1度ならずとも2度までもケチがついた番組など打ち切って、新番組でテレ朝からの奪取を狙ったほうが良いのでは』という声があがっています」(同)
みやぞんのような犠牲者を出さないためにも、打ち切りを検討したほうが良さそうだが、6月9日に放送された同番組では、「ガンバレルーヤ」のよしこが、やはり体を張った海外ロケで、バストトップの“ポロリ”を連発。もちろん、放送では番組のロゴをかぶせていたが、ネット上では「下品」「カメラマンが男性だから、よしこがかわいそう」と炎上状態だ。
もっとも、男女問わず、芸人にばかり体を張らせる企画に視聴者もしらけ気味なのか、ポロリ効果もむなしく視聴率は回復せず、『ポツンと』対連敗は継続中。『イッテQ』の迷走が続く限り、テレ朝の高笑いは続きそうだ。
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