西野未姫「握手会の本音」暴露が笑えず…差別的な言動ばかりの炎上芸
元AKB48の西野未姫がバラエティタレントとして花開いている。「握手会はゲロを吐くほど大嫌い」など、現役アイドル時代の裏側を暴露して炎上キャラを確立した西野だが、毒舌の度合いを超えあまりに露悪的な物言いが目立つ。今月16日のラジオ番組『日曜のへそ』(ニッポン放送)で、元HKT48の指原莉乃は後輩・西野に対して“説教”をしたと明かした。
指原によると、先日、西野に銀座で偶然会い、原宿まで一緒にタクシーで移動したという。西野が無理をしてキャラを作っていると心配した指原は「あんなんじゃね、自分が苦しいだけ」と叱ったが、西野は「本当に無理をしていない」と答えたそうだ。
西野本人が無理をしているかどうかにかかわらず、彼女がバラエティ番組で差別的な言動を徐々にエスカレートしていることは、果たして「炎上キャラだからアリ」なことなのだろうか。
西野未姫「AKBのファンは8割童貞」「みんな歯無いよ」
西野未姫は、今月14日放送の『DTテレビ』(AbemaTV)に司会者として出演。なお「DT」とは「童貞」のことである。番組内でチュートリアルの徳井義実からDTのイメージを聞かれた西野は、「AKBの時に握手会に来てくれるファンの8割はDTだと思う。DTの人は息遣いにクセがあると」と、持論を展開して笑いを取った。
AKB時代のファンについては、5月6日放送の『陸海空 こんなところでヤバいバル』(テレビ朝日系)でも「みんな歯が無い」「女の子も」と侮辱していた。「美女10人10日間サバイバル生活で合計10キロ太れるのか!?」という企画に参加した西野は、「AKBのファンはみんな歯が無いよ」とバカにする。AKBのファンはアイドルを応援することにお金をつぎ込んでしまい、自身の容姿には無頓着で見た目が酷くなってしまうという。
しかしこういった発言は、「AKBのファン=DT」「AKBのファン=歯がない」といったステレオタイプなアイドルオタク像を強調し、本人は意図しなくとも間違いなく差別的だ。AKBのファンにとっても気持ちが良い話ではないだろう。
また『陸海空』では、西野が共演者をいじめるような言動も目立った。
西野未姫は共演者に対して「甘やかされて育ってきたパターン」と陰口
西野未姫が「歯が無い」発言をした次の週の『陸海空』も「美女10人10日間サバイバル生活で合計10キロ太れるのか!?」を放送。この企画はタイトル通り、女性モデルやタレントが集まり、サバイバル生活を送りながら体重を増やすというものだが、西野は終始やる気がない。そのうえ、他のやる気なしメンバーと共に、やる気のあるメンバーでモデルの脇田恵子に対して「話がつまらない」「甘やかされて育ってきたパターン」などの陰口を叩く。
番組では西野が脇田を露骨に無視する場面もあり、それに傷ついた脇田は泣きながら「私、もう頑張らないから」と訴えたのだった。
この西野の言動に対して視聴者からは「これはいじめ」「観ていて気分が悪くなった」など批判が殺到。しかし、西野に反省する気配はない。『陸海空』では、企画参加メンバーがリアルタイムで放送を視聴する様子をYouTube上で生配信しているが、西野は視聴者からの批判に「(企画を)やってないのに言うなよ」と反論し開き直った。
AKB48ファンに関する爆弾発言や共演者への悪態で注目を集める西野未姫。それを放送する側は「テレビ番組として面白い」と判断して制作しているのだろうし、彼女自身も需要があると見越して演じているのだろうが、人を傷つけるだけの“ぶっちゃけ発言”が実際にウケているとは思えない。西野の炎上キャラは、彼女自身のタレント寿命を縮めているだけではなかろうか。
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