武田鉄矢「一般人には塩対応」が物議! その一方で、芸能人には「救いの手」……不器用な男のしたたかイズム
#ワイドナショー #武田鉄矢
『金八先生』(TBS系)で知られる武田鉄矢の一般人への態度が物議を醸している。
武田は、16日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。福山雅治の公式サイトが、映画やドラマなどの撮影現場における一部ファンのマナー違反について注意喚起したことを受けて、「お金をもらわない人と、もらえる人の差って言うのは、絶対現場に出ます」「どこかでプロというのをもう一度考え直してもらえないかな」とエキストラはプロを使うべきだと主張した。
しかし、その後、唐突にMCである東野幸治が「武田さん、塩対応だと」と、武田の一般人への対応について話題を振ると、同じくMCである松本人志が「うちの番組(『ダウンタウンDX』)にもよく来て頂いて、それは有名ですよ、金八先生の塩対応は」と応答。さらに、東野が、武田がファンに「金八先生、大好きです」と声をかけられると、「もう終わりました」と食い気味に返していたというエピソードを披露した。
これに対し、武田は「あのですね、事実です」と認めた後、「それはですね、はっきり言ってあげたほうがいいと思うんですよね。つまり、向こうの顔つきとか表情の中に、『こいつ、この話さえしておけば大丈夫』という安堵感があるんです。私は、そういう人間の隙を突くような人っていうのは好まないんです」とその理由を説明。さらに、一緒に写真撮影をするのも断るというウワサについて聞かれたところ、「だって友達じゃない人と写真を撮るの嫌でしょ?」とこちらも真実と認め、「最近写真に対して日本中くどくなりましたね。人間に接するときの第一の行動みたいのがそれになってる。でも、そんな馬鹿なことはない。すれ違う直前に『一枚いいですか』って。一枚いいですかって挨拶がどこにありますか?」と持論を展開した。
こうした件についてネット上では「器小さいよね」「なんで普通にありがとうって言えないんだろ?」「大嫌い、武田鉄矢」と批判する声も多いが、「芸能人は大変だな」「まあ人それぞれだし」「でもまあ正論と思うよ」と擁護する声もあり、賛否両論となっている。
「武田さんの主張はひとつの考え方としてアリなのかなあと思いますよ。でも、番組の冒頭で元KAT-TUNメンバーの田口淳之介被告とともに釈放された小嶺麗奈被告について扱った際、武田さんは『まがりなりにもね、嘘の先生と生徒の関係ですけど、警察の車両に乗ってる教え子を見ると切なくなりますよね』『チャンスがあったら、この番組どこかで見てたら、来年は(金八先生の同窓会に)来いやと』『彼女の顔つき見てて思ったんですけど、恋人らしき男性(田口被告)ですね、好きなんでしょうね。そんな顔してましたよね。一緒にどこまでも、みたいな決心が窺えたんで、それはそれなりにいい事ではないかと』と、金八先生で生徒役を務めた小嶺被告にかなり同情的なコメントを寄せていたんです。一般人への塩対応と、知人へのこうした対応の差って、よく捉えれば、不器用な昔の男ともいえるのかもしれませんけど、この部分に一貫性がないと感じる人も多いんじゃないでしょうかね」(芸能ライター)
知人には優しく、そうでない人には厳しく……それが武田のイズムということなのだろうか。我々が抱く金八先生のイメージとはかけ離れているのは残念だが、街中などで武田を見かけた場合、こうしたイズムがある事を念頭に置き、そっとしておくことがベストなのかもしれない。
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