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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 日テレ、視聴率でテレ朝に惨敗

日テレ、日曜ゴールデン帯の視聴率不振が深刻化 『ポツンと一軒家』が休止でも『鉄腕DASH!!』と『イッテQ!』がテレ朝に大惨敗


日本テレビ公式ホームページより

 さすがに、この結果には、日本テレビ上層部もショックを隠せないようだ。

 16日、テレビ朝日は日曜のゴールデン帯で人気番組に成長した『ポツンと一軒家』、その前の『ナニコレ珍百景』を休止して、午後6時30分からの2時間半枠で、徳光和夫がナビゲーターを務める『路線バスで寄り道の旅~マツコと一緒に!ミッツ&佳菜子も・・・東京下町珍道中SP』をオンエアした。

 5月5日以降、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』は『ポツンと』に視聴率争いで6連敗中。16日は、その『ポツンと』が放送されないとあって、『イッテQ!』が数字を上げるものと思われた。

 ところが、『イッテQ!』は14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)どまりで、前週より、まさかの0.1ポイントダウン。かたや、『路線バスで寄り道の旅SP』は15.0%をマークして、わずか0.1ポイント差ながら、『イッテQ!』が敗れてしまったのだ。もはや『ポツンと』に負けるのは当たり前になっていたが、さすがに徳光のユルいバス旅番組にすら勝てなかったのだから、事態はかなり深刻だ。

 また、日曜午後7時台では、『ザ!鉄腕!DASH!!』が『珍百景』に2日、9日と2連敗を喫していたが、16日はV6・岡田准一の助っ人出演があったにもかかわらず、12.8%どまりで、前週より0.6ポイント上げただけ。『鉄腕DASH!!』もまた、『路線バスで寄り道の旅SP』(以下、『路線バス』)に惨敗した。

『珍百景』『ポツンと』を休止しても、日テレに勝ったわけだから、テレ朝の笑いは止まらないはずだ。

「テレ朝も『ポツンと』を休んで、『路線バスで寄り道の旅SP』で『イッテQ!』に勝てるとは思っていなかったかもしれませんが、してやったりでしょう。『路線バス』は徳光がロケ中でも平気でバスの中で寝てしまうようなユルユルの番組で、視聴者は『ポツンと』と同じ中高年層が主であることが功を奏したのでしょうね。また、マツコ・デラックスがバス旅に参戦するという珍しさも興味を引いたのだと思われますが、15%超えで『イッテQ!』に勝ったのは自信につながるはず。今後も日曜のゴールデン帯で、定期的に『路線バス』を放送していくことも十分考えられますね」(テレビ誌関係者)

 日テレ上層部は『イッテQ!』が『ポツンと』に負けても、“視聴者層の違い”を理由に、あまり危機感を感じていないともいわれる。確かに、『イッテQ!』は若い人からファミリー層に支持され、『ポツンと』は中高年層に人気だ。ただ、視聴者層がかぶっていないといっても、『イッテQ!』を見るのをやめた視聴者が多数いて、中には、『ポツンと』に乗り換えた視聴者がいるからこそ、その立場が逆転したのだ。

 日テレは『イッテQ!』が『路線バス』に負けた事実を真摯に受け止めて、てこ入れを図らないと、後々大変な事態になりかねないだろう。

最終更新:2019/06/24 16:32
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