NGT48加藤美南がPR大使解任「NGTでは魅力発信という目的達成できない」
今月7日、新潟市はNGT48メンバーの加藤美南らが務めていた南区PR大使を、本年度は契約しないと発表した。加藤は2016年から南区のPR大使に就任し、特産物の宣伝などに取り組んでいた。
新潟市は、先月グループを卒業した山口真帆への暴行事件を受け、PR大使の4月以降の更新は保留としていた。ようやく正式に発表したかたちだが、その決定打となったのは、先月20日の加藤美南のインスタグラム誤投稿だったといえるだろう。加藤は山口の卒業公演について放送するテレビ画面を映り込ませながら、<せっかくネイルしてるのにチャンネル変えてほしい>と投稿し、すぐに削除したものの広く拡散した。
この投稿は山口真帆への悪意を示すものと受け取れ、大炎上。加藤は研究生へ降格し、グループ全員がSNSの運用を停止することとなった。南区は「NGTでは、区の魅力発信という目的は達成できないと判断した」との見解を出している。
今月5日には、新潟県の花角英世知事がNGT48と契約を更新しないことを明言。グループは今年9月に新潟県内で開催される「国民文化祭」「全国障害者芸術・文化祭」のスペシャルサポーターに起用されていたが、降板することとなり、NGT48の今後の活動は白紙状態だ。劇場もグッズ販売のみとなっている。
地元からは更新を切られ、活動予定も定まらない。そんな状況であれば、将来を不安視するメンバーが出るのも当たり前だろう。先日、研究生の山崎美里衣はグループの活動辞退を発表した。
山崎美里衣は家族と話し合って活動辞退を決める
山崎美里衣は4日、NGT48公式サイトで、活動辞退は自分の将来を家族と話し合った結果であったと述べている。
<ファンの皆様と一緒に楽しめる握手会、公演、イベントが本当に本当に大好きでした。勇気をくれて、支えてくれて、一緒に夢のような日々を送って下さったこと、心から感謝しています>
<この先もみんなと一緒に笑い続けていたい気持ちもありましたが、自分の将来について考え、家族と話し合った結果、別の道を歩もうと決意しました。>
第三者委員会の報告書とNGT48支配人である早川麻依子氏のツイートの食い違いや、山口真帆の住んでいたマンションの部屋をなぜ暴行事件の犯人が借りることができたのかなど、事件について不可解な点はまだ数多く残されている。メンバーの家族も、このような管理体制のグループに娘を預けるのは心配でならないだろう。
早川支配人が、山崎が活動辞退する旨をつぶやいたツイートには約1300のリプライが寄せられているが、そのほとんどが運営に対する批判の声だ。
<NGTの未来を悲観するのは当たり前>
<こんな運営のグループにいるのは危険>
<運営がこのままでは全員卒業するのでは?>
沈み行く船であるNGT48から抜け出すメンバーが続々と現れても、なんら不思議なことではない。
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