『執事 西園寺の名推理2』燕尾服姿で華麗に舞う執事侍がカッコ良すぎる! 浅利陽介の復帰でドラマに広がりが生まれる
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上川隆也がハイスペックな執事役で主演を務めるドラマ『執事 西園寺の名推理2』(テレビ東京系)の第6話が先月31日に放送され、平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から2.2ポイントアップとなりました。
(前回までのレビューはこちらから)
今回の舞台は時代劇映画の撮影所。西園寺一(上川)は、亡くなった名優・城ノ内昌胤(西郷輝彦)から主役の座を受け継いだ、若手俳優の奈良橋蓮(佐藤寛太)が主演を務める映画『あだ花侍』の撮影を見学に訪れます。
しかし、奈良橋を売り出すべく、出資者の天谷光俊(岡部たかし)が独裁者のように振る舞うため、城ノ内のことを慕っていた古参スタッフたちと険悪なムード。その一方で奈良橋は、何かと城ノ内と比較されることに対して不満を抱き、撮影所の所長・笹塚はるみ(有森也実)が両者の間に入ることで何とかバランスを取っている状態なのです。
そんな中で始まった殺陣の撮影では、忍者役のベテラン俳優・赤城力(菅原大吉)が立ち位置を間違えて奈良橋とぶつかる凡ミス。これをわざとだと感じた奈良橋が激怒し、現場から立ち去ってしまいます。
一方、浮かれ気分で自撮りしながら撮影所を歩き回っていた新人女優の滝口まりな(小倉優香)が、室内のセットで倒れている天谷を発見。背中に十文字槍が突き刺さり、絶命しているのでした。
刑事の丸山昭雄(佐藤二朗)が現場に到着し、まりなが撮影した映像を調べたところ、忍者の格好をした人物が駆け足で移動している姿を発見。忍者のコスチュームは特注品で、現存するのは5人の俳優の分のみということで、赤城らに疑いの目が注がれます。
そこで西園寺が殺陣シーンの再現を申し出た結果、赤城には本番中に82秒の空白の時間があり、その時に天谷から『あだ花侍』で使うお面を盗んだことが判明。記者発表の際、先代が大事にしていたそのお面を奈良橋がハンマーで叩き割り、新たな『あだ花侍』誕生のインパクトを狙った演出が予定されていたのですが、それを阻止しようとしての犯行だったのです。
しかし赤城は、天谷の殺害に関しては否定。その一方で西園寺は、天谷の爪にチョークが付着していることや、槍が真上から突き刺さったことに着目します。そこから推理を発展させ、上下動する背景幕を利用して頭上から槍を落下させたトリックや、その落下地点に天谷を誘導するため、チョークでバミリ(役者の立ち位置を指示するT字のマーク)を描き、その上に翡翠のペンダントを置いたことを見抜くのでした。
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