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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > ヒロシ、前事務所との確執が露呈

お笑い芸人ヒロシ、“一発屋呼ばわり”に激怒した裏でサンミュージックとの確執劇が露呈

ヒロシ公式インスタグラムより

 お笑いタレントのヒロシが5月22日に更新した自身のTwitterで、密着取材を受けたバラエティー番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)に対し怒りを露にしたが、そこで改めて注目されたのが前事務所のサンミュージックとの確執だった。

 かつて、「ヒロシです」のネタで大ブレークを果たしたヒロシだが、その後はテレビへの出演機会が激減。しかし、最近は低迷を脱して、ユーチューバーとして再ブレークの兆しが見え始めている。趣味のアウトドアやキャンプに独りで興じる動画を配信する、YouTubeの『ヒロシちゃんねる』は登録者数が約40万人に達するほどの人気を集めている。ヒロシによると、そんな現在の成功ぶりを伝える趣旨の密着取材だったようだが、同番組の予告編で「あの一発屋が大儲け」という見出しがつけられていたため激怒。「テレビは安易で嘘が多すぎる」「レベルが低すぎるわ」などと怒りのツイートを投稿したというのが、事の次第だ。

「“一発屋”などとどんなにイジられようとも、芸人なら喜んでテレビ出演を引き受けると考えてしまいがち。でも、それってテレビ関係者の傲慢なんですよね。特に、ヒロシは一発屋の汚名を返上すべく、これまで悪戦苦闘してきただけになおさら許せなかったのでしょう」(芸能ライター)

 そして、そんな悪戦苦闘の一つとして今回クローズアップされたのが、独立をめぐる前事務所のサンミュージックとの対立だ。

「ブームの終焉後、自身が納得できる仕事だけがしたいと、ヒロシはサンミュージックを辞めようとしましたが、完全独立まで数年かかったそうです。その間、担当マネージャーとともに個人事務所を立ち上げ、サンミュージックとは業務提携という形で売り上げの一定額を上納していました」(同)

 事務所から独立したのは今から約5年前のことのようだが、サンミュージックからの発表も特になく、当時のヒロシは低迷期だっただけに気にする者は誰もいなかった。だが、これをいち早くイジッたのが、おぎやはぎの2人。彼らがパーソナリティーを務める『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)の2014年6月5日の放送回で、ゲストとして迎えたサンミュージック所属のカンニング竹山に対して、小木博明が「ヒロシがいつの間にか、事務所を辞めていた」と発言。

 竹山は「ヒロシはサンミュージックのお笑い部門を離れて所属部署が変わっただけで、事務所は辞めてない」とキレ気味に反論。すると、今度は矢作兼が「お笑いをまだやっているのに部署が変わったのはおかしいし、事務所と揉めているに決まっている。(竹山の)否定する剣幕がそもそも怪しい」とイジり出す始末。最終的に竹山が、「お前ら、よく聞けよ。これ、電波に流れてんだぞ! 電波に流れてないときに、お前らと話す機会なんか、ナンボでもあるだろ。なぜ、そういう(誤解されるような)ことを言うんだよ」とキレて、この話題は終了した。

「キレ芸が売りの竹山なので当時は気がつきませんでしたが、あのキレ方は今にして思えばよっぽど図星だったのでしょう。もっとも矢作と小木にしてみれば、ヒロシと事務所の確執を暴き立てるような意図はなく、単に面白がって竹山をイジるために話題にしていただけと思いますが(笑)」(同)

 おぎやはぎの空気を読まない“無邪気な悪意”が、図らずもヒロシとサンミュージックの確執を明るみに出したと言えるだろう。

最終更新:2019/06/06 09:58
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