「これは聖水よ!」フードコートで子どもに小便させた母親、SNSにアップして大炎上
#中国 #中国のトイレ
中国では、外出時に急におしっこに行きたくなった幼児をトイレまで連れていかず、建物内であってもそのへんでさせてしまうというのは日常茶飯事。そのたびにネットで拡散され、ネット民たちは自国民の民度の低さを嘆いている。
しかし今回は、さらにあきれる事件が起きた。
吉林省長春市にあるショッピングセンターで5月19日、母親と子どもがフードコートで食事をしていたところ、子どもが急に「トイレに行きたい」と言いだした。
トイレはそれほど遠くないところにあったものの、母親はそばにあったお椀を手に取ると、そこに小便させたのである。
しかも、それだけでは終わらなかった。母親は小便が入ったお椀をスマホで撮影し、SNSにアップ。「このお椀の中に入っているのはなんでしょう? 最初に当てた人3人に賞金をあげるわ」とつづった。
しばらくすると、母親は正解を発表。
「子どもとフードコートで麺を食べていたら、急にトイレに行きたいと言いだして。空き瓶を持っていなかったから、隣のテーブルにあったお椀を取って、それで“聖水”を受け止めたの」
思わぬ告白に驚いた彼女の友人たちは、すぐさまそれを拡散。当日中にショッピングセンター側にもこの件が知れることとなり、慌てたショッピングセンターは、翌日すぐにフードコートの食器をすべて廃棄し、新しいものと交換。買い物客に「心配ご無用」と告知するハメになった。
また、この件は母親の勤務先にもバレ、風評被害を恐れた同社は彼女をクビにしたという。
一人の母親のバカげた行為が、ショッピングセンターに食器の全交換という大きな出費をさせ、自らの職を失わせたわけだが、逆に、もしこの母親がSNSに写真をアップしていなかったら、誰も気づかず、そのお椀はそのまま使用されていたに違いない。
もしかしたら、そんな食器が中国各地のフードコートに数多くあるのかもしれない。それを考えると、中国では食事がしたくなくなってくる……。
(文=佐久間賢三)
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