Hey! Say! JUMPのツアー中止は「メンバーの問題」? 怪情報拡散、ファン反省なしの憂事
人気グループHey! Say! JUMPが、デビュー以来継続してきたアリーナツアーを本年度は中止することを発表して大きな話題になった一件。ジャニーズ事務所は、ツアー中止の理由を「ファンの迷惑行為に改善が見られないため」と明言している。しかしTwitterでは、「実はメンバーに問題があった」という“怪情報”が拡散されつつある。あるツイート主が、メンバーや関係者との近しさを匂わせつつ、以下の投稿をしたためだ。
・メンバーの熱愛やスキャンダルが週刊誌に撮られてしまい、関係者が「本人たちの意識が低い、もみ消すのも大変なんだよ」などと発言していたこと
・一部メンバーのやる気がなく、本人からLINEで「リハめんどくさい」「撮影めんどくさい」などの連絡が着たこと
・メンバーの仲が悪く、メンバー同士で悪口を言い合っているのを聞いていること
・ツアー日程の情報が関係者によって事前に漏れていたこと
ツイート主は、こうした内部事情が原因となりHey! Say! JUMPが事務所を干され、ツアーの中止にまで至ったと主張。ツイート主が何者であるかは不明であり、情報の信憑性も疑わしいにもかかわらず、ツイートは広く拡散されファンは混乱している。
さらにネット上では、Hey! Say! JUMPの中心メンバー・山田涼介が、ファンに罵詈雑言を吐いていたという、これまた“怪情報”も流れている。山田涼介は、プライベートのメールで「ファンって面倒くさい。可愛い追っかけだったらいいけど、ブスしかいねぇw」「ツアーが別になくてもやっていける」などとメッセージを送っていたという噂が出回っている。山田はグループで浮いた存在であり、Hey! Say! JUMPにはメンバー同士の不協和音が響いているという話もある。ただ、これもまた真偽不明であり、現状では証拠がまったくない。
まさに噂が噂を呼び、グループの空中分解や解散説にまで飛び火。冷静になってみれば、どれもネットの書き込みをもとにした信憑性の低い情報であり、噂の域を出ないものであることは明らかだ。Hey! Say! JUMPのツアー中止が、ファンに大きな衝撃を与えたことは間違いない。しかしそのショックや心配から冷静さを欠き、ゴシップやデマのごとき情報を鵜呑みにしたり、拡散させたりすることは危険なことだ。
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ストーカー行為やエアガン発射の異常ファン
ジャニーズ事務所はHey! Say! JUMPのツアー中止の理由を「ファンマナーの改善が見られないため」とはっきり説明したが、Hey! Say! JUMPの一部ファンによる悪質行為はかねてより問題視されてきたものだ。
これは氷山の一角にすぎないが、Hey! Say! JUMPが昨年8月から今年1月にかけて行っていた全国ツアー「LIVE TOUR SENSE or LOVE」では、10月公演の終了後、東京駅のホームでファンがメンバーらに走って群がる騒動を起こし、新幹線が遅延。さらに1月にも、メンバーと同じ飛行機に搭乗したファンの非常識な行動も見られて問題となった。当然のことだが、新幹線や飛行機には一般客も乗り合わせており、ファンの身勝手な行動が迷惑かつ危険なものであることは明らかだ。
さらに、一部のファンはスタッフに向かって暴言を吐き、エアガンを発射。ほかにも、メンバーを乗せた異動車両を白タクで追いかけたりと、度を越えた暴走行為が多発していたという。こうした状況に、事務所による再三の警告はもちろん、メンバーがコンサートの最中に頭を下げて訴えるに至った。それでもマナーの改善は見られず、結果として、ファンの暴走が大きな事故につながらぬよう、コンサートそのものの開催を見送らなければならなくなった。事務所にとって、大きな収入源となるコンサートの中止は手痛いはずだが、それほど事態を重く見たということだ。
一部ファンの迷惑行為の中には、威力業務妨害罪や、ストーカー規正法違反に当たるものもあるだろう。もちろん、Hey! Say! JUMPを純粋に応援しているファンが大多数だろうが、ツアー中止の理由をメンバーに転嫁するのはおかしなことである。
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