『イッテQ!』みやぞん骨折は日テレの怠慢が招いた? リアクション芸人のプロ意識に甘える体質
#日本テレビ #世界の果てまでイッテQ! #ANZEN漫才 #みやぞん
日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』のロケ中に、ANZEN漫才のみやぞんが左足首を骨折していたことが明らかになった。同局の発表によると、みやぞんはインドで火の輪をくぐるロケに挑戦。着地時に足をひねり、病院で診察を受けたところ、骨折していたことが発覚したという。
「『イッテQ!』は『週刊文春』(文藝春秋)にヤラセ疑惑を報じられ、さらにはレギュラーである手越祐也の未成年女性との飲酒疑惑もあり、いろいろと大変なところに、追い打ちをかけるような不祥事です。視聴率も裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に負けることが増えてきて、完全に負のスパイラルに陥っていますね」(バラエティー番組関係者)
今回のみやぞんのけがについて、「起こるべくして起きた」との指摘もある。とある制作会社関係者はこう話す。
「『イッテQ!』は、完全に出演者たちの“プロ意識”に甘えて出来上がっている番組。出川哲朗も、宮川大輔も、イモトアヤコも躊躇なく体を張り、そして軽いけがをしたくらいであれば絶対に文句も言わない。なんなら、けがすらも笑いに変えていく、プロフェッショナルたちです。
本人たちは誇りを持って体を張っているのでしょうが、だからといって、番組サイドが安全面をないがしろにして“多少のけがならOK”という考え方になってしまうのはありえないこと。でも、今の『イッテQ!』は残念ながら、リアクション芸人のプロ意識に頼っている状態にしか見えません。なんだか、けがをすることを前提としているような空気すら感じますね」
さらに、とある構成作家は現在の『イッテQ!』を見て、「完全に末期的」だと痛烈に批判する。
「とにかく芸人たちに体を張らせれば面白い映像が撮れる……なんて思っているのが透けて見えます。だから、面白い映像を作るためのアイデアもないし、ロケの内容もどんどん危険なものになって、しかも安全性は考慮されなくなってくる。だからこそ、“けがをさせずに面白い映像を撮る”という当たり前の努力をせずに、安直なヤラセにも手を出してしまうのでしょう。はっきり言って、このままいけば、さらなる事故につながりかねないと思います」
制作サイドの怠慢が招いたといえそうな、みやぞんの骨折事故。番組に取り組む姿勢の根本的見直しが必要となりそうだ。
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