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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 五輪から1年、町全体が珍スポに?
訪問ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.31

オリンピックから1年、町全体が珍スポに?「平昌オリンピック跡地」

憧れの「モルゲッソヨ」とご対面!

メダルプラザのあった敷地は「平和テーマパーク」となる計画だが、予算の問題もあり、雲行きは怪しい。どうせなら、以前訪れた「潘基文平和ランド」ぐらいに振り切ってほしいところである

 ターミナルに戻り市内バスに乗って、主要競技場となった「アルペンシアリゾート」へと向かった。ここはスキー場のほか、ホテルやカジノも有する一大レジャータウンだ。しかし、それほど賑わっている様子ではない。

 例のマスコット像を筆頭に、フィギュア選手像、「2018」という数字像、高さ40mのよくわからないモニュメントなど乱立するオブジェを横目に、かつてのプレスセンターへと向かう。そこにはあの「モルゲッソヨ」像が、ネットで見たのと変わらない姿で屹立していた!

うはーん
きゅっと締まったお尻がたまらない

 念のため説明するとこの像は、韓国の芸術家キム・ジヒョンが制作した「BULLET MAN」という作品であり、以前からここに建っているが、オリンピックを機にその珍妙な造形が注目を集める。現地の人にこれは何かと聞いたところ、「モルゲッソヨ(わかりません)」と答えたというエピソードから、ネット界隈では「モルゲッソヨ」と呼ばれ、AAや動画などファンアートが生み出されることになった。

 それにしても実物のモルゲッソヨは、ネットで見た以上に胸に迫るものがあった。リアルすぎる筋肉、てらりとした質感、ジェントルな性器……。

 オリンピックが終わっても、モルゲッソヨの周りには凛とした空気が張り詰めており、アートと単なるオブジェの違いを見せつけられたのだった。

お次は、モルゲッソヨの視線の先にあったスキージャンプ台へ

 アルペンシアリゾート内をひととおり散策した後は、タクシーに乗って山の向こうの「スキージャンプ台」へと移動する。

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