NHK大河『いだてん』、視聴率低迷で責任問題に波及も「職員にとっても命運を懸けた放送に……」
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NHK局内からため息が漏れている。大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK総合)の視聴率が末期的な状態となっている。第16話が放送された4月28日には2012年11月オンエアーの「平清盛」の7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を下回り、統計を取り始めた1994年以降で過去最低の数字となる7.1%となってしまった。第6話の2月10日に9.9%と2桁視聴率を割り込んでから、連続して1桁視聴率で推移している。
「大河ドラマには局員の人件費分を除いて1本あたり6,000万円の予算がついている。年間50回が放送されるのでおおよそ30億円の巨費を投じて制作されています。それにもかかわらず最近では裏番組の低予算番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日)に視聴率でダブルスコアの差をつけられていることで、大河ドラマを担当している制作局第2制作センターは大弱りとなっていますよ。大河は朝ドラと並んでNHKを代表する番組。企画に目を通す放送総局長や専務理事からも不満が漏れ、ドラマ番組部長がヤリ玉にあがっているといいます」(テレビ局関係者)
2020年の東京オリンピックを控え、無理やり宮藤官九郎に畑違いのスポーツに関する脚本を書いてもらったところに、そもそもの無理があったとも言われている。ただこのままで終われないとばかりにテコ入れをすべく、薬師丸ひろ子、麻生久美子、リリー・フランキー、桐谷健太、加藤雅也、塩見三省といったクドカンファミリーを新キャストに迎え、6月30日からは阿部サダヲが主人公となる第2部がスタートする。
「これで視聴率が上向かなければ、ドラマを統括する部長級が飛ばされるとウワサされています。職員にとっても命運を懸けた放送となりそうですよ」(前出・同)
心機一転新たなストーリーを展開する第2部で視聴率は上向くのか、注目が集まる。
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