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週刊誌スクープ大賞

「歴史で大切なのは解釈」「売れることが一番大事」日本を席巻する『日本国紀』“百田尚樹現象”の裏に何が!?

田口淳之介、KAT-TUN時代から大麻使用に衝撃……

 草刈正雄という俳優がいる。日本人の母親と日本に駐留していたアメリカ兵との間に生まれたが、父親は朝鮮戦争で亡くなったという。

 苦労はしたが、生まれ持っていた“美貌”がモデルとしての成功に結び付活き、俳優としても注目される。

 今は66歳。新潮でインタビューに答えている。NHK朝ドラの『なつぞら』に出演し、3年前にはNHK大河ドラマ『真田丸』にも出た。

 いい男過ぎるのが難点だったが、還暦を過ぎていい味が出てきたということだろう。これから俳優として大成するかどうかが問われると思う。映画の代表作が欲しいね。

 1981年、パリ留学中に、オランダ女性を殺して肉体の一部を食べたことで有名になった佐川一政(70)という男がいる。

 私も、小説を書いたから見て欲しいとと電話があり、渋谷で何度か会ったことがある。その佐川が6年前に脳梗塞を患い、今は、誤嚥をしないために胃瘻にして、ベッドに寝た切りだと、新潮で佐川の実弟が話している。

 弟が、「今でも女性を食べたいと思うかと聞いたら、『思う』と答えた」という。

 多摩川で朝日新聞労働組合副委員長・K(35)の遺体が発見されたのは5月13日の夕方。

 Kは校閲記者として腕を磨き、言葉のプロとして自負を持っていたという。

 労組専従になったのは昨年8月。朝日の部数は減り続け、この4年半で約140万部減、売り上げは400億円減り、社員の給料にもメスを入れる動きが出ていたという。

 70億円の人件費削減を掲げ、平均年収1293万円を平均165万円カットすると会社側はいい出したそうである。

 文春によれば、渡辺雅隆社長と労組委員長が大阪で縁があり、労組側は「賃下げの必要性は認めざるをえない」と表明したのである。

 当然社内からは、なれ合いではないかという批判が出て、その矢面に立ったのがKだったという。

 遺書にも、賃下げの対応に悩んでいるという内容があったという。これだけ部数が減っているのだから、社員も何らかの負担をすべきだとは思うが、心がまっすぐ過ぎて、臨機応変に対応できなかったのだろう。きっと、校閲マンとしては優秀な人だったと思う。

 さて、トランプが極上の東京名所めぐりをして、満足して帰途につく。

 なぜあれほどまでに「接待」しなくてはいけなかったのか。そのくせ、ツイッターでは、貿易交渉は参院選まで待つと、安倍との暗黙の了解をばらし、おまけに選挙のelectionにsをつけたから、ダブル選挙を安倍に持ちかけられたことも暴露してしまったと騒ぎである。

 だが、文春によれば、トランプは日露戦争も知らなかったという。首相周辺が、トランプは安倍に、「日本はロシアと戦争をやったのか?」と聞き、勝ったと伝えると、「グレート!」と仰天していたというのである。

 トランプと安倍がゴルフをやったのは「茂原CC」だった。現代によると、今回2人とゴルフをした青木功が、茂原のオーナーと旧知の仲だったからだという。

 懸案が山積する中、ゴルフや大相撲、居酒屋で飲んでる場合じゃないだろうと思う。

 お次はサンデー毎日から。戦後史に詳しい評論家の保阪正康が眞子&圭問題について言及しているのだが、あまりにも古めかしい論を展開している。

 恋愛から出発しての結婚があってもよい、といいながら、「しかしそこには昭仁皇太子と美智子さんの結婚に見られるように、好意の感情とともに尊敬や畏敬がより大きな比重を占めていることが重要な要件になっていたのである。歴史的に見て、特に近代日本の歴史を見て皇室と恋愛という括り方をしてみると、次のような言い方ができるように思う」と箇条書きにしている。

 皇室の関係者の恋愛は感情だけではない。相互に畏敬の念が要求される。

 世間に一定の範囲で認知される。必ず助言者がいて、適時助言を受ける。恋愛相手は必ず調査される。

「少なくともこの五条件は基本的なルールといっていいのではないだろうか。このルールに欠けていれば、それは歓迎されないといっていいだろう。同時にこれらの条件は何も皇室だけではなく、一般社会でもよく語られる条件である。(中略)
 皇族は天皇を支えるという大きな役目がある。この恋愛は現在は令和の天皇を支えるうえで阻害要因になるのか否かが問われるべきであろう。そして将来は、秋篠宮さまや悠仁さまにとって支えることになるのかが検証されるべきであるように思われる」(保阪)

 保阪は、眞子&圭の結婚を「多くの点で皇室の条件から欠落している点が多いように思う」と、否定的である。

 私は、2人の恋愛感情は本物だと思うし、小室圭が皇室に対して「畏敬の念」がないとは思わない。

 世間に認知されていないとすれば、母親のことを週刊誌に持ち込んで、一方的に責め続けている元婚約者の話をそのまま垂れ流してきた週刊誌やテレビ報道にこそ問題があるのではないか。どちらにしても、私とは異なる見解であることはいうまでもない。

 新潮に、小泉純一郎元首相を担ぎ出して、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(原自連)をつくった河合弘之弁護士が、社会正義とはちと違う、人妻と不倫をしていたと、元の夫から訴えられていると報じている。

 もちろん、河合弁護士は一切否定しているが、首を傾げるのは、河合側は裁判資料の閲覧制限を頻繁にかけて、見られたとしても訴状などは終戦直後の黒塗り教科書みたいだというのだ。やましいことがないなら堂々と裁判で主張し戦えばいいと、私も思うのだが。

 ところで、5月22日、「関東信越厚生局麻薬取締部は大麻取締法違反(所持)の疑いで、アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介容疑者(33)と交際相手の女優・小嶺麗奈容疑者(38)を現行犯逮捕した」(朝日新聞DIGITAL5月22日より)

 フライデーは07年に、バリバリのトップアイドルだった田口が、年上の小嶺を連れて、キャップもマスクもつけずに表参道を歩いていたり、部屋着で焼き鳥屋へ寄ったりしているところを撮っていた。

 人前で手をつないだり、タクシーの中で熱い口づけ交わしたりと、ひと目もはばからず2人の世界にドップリつかっていたというのである。

 その当時から、小嶺が薬物中毒という噂が流れていたが、田口は耳を貸さなかったそうだ。
 
 取り調べで田口は「2人で大麻をやった」といい、小嶺は「自分1人でやった」と話しているという。年上女が年下の恋人を庇っているという図だが、可愛いんだろうな年下の男は。
 
 5歳ぐらい年上だったらうまくいくのかもしれない。
 
 文春に「秋篠宮・紀子さまご成婚秘話」という記事がある。当時、紀子と秋篠宮の結婚をスクープした元朝日新聞社会部記者の内藤修平が往時を回顧して話をしている。

 紀子が、内藤に「皇室に入ったら、和歌が詠めないといけないのでしょうか?」と聞いたり、秋篠宮がイギリスへ留学すると、「別の新しい人と出会われるのではないか」と不安を漏らしていた、「もし結婚がうまく行かなかったら、父のように学者になりたい」といっていたというようなことが書かれているが、目新しいことはほとんどない。

 秋篠宮が兄・浩宮より先に結婚することに反対され、皇籍離脱すると迫ったなどと週刊誌で報じられたが、実際は、美智子妃は早くから紀子のことを認めていて、何度も東宮御所へ出入りし、テニスなどをしていたという。

 私も一度だけ会ったことがある紀子の父親・川嶋辰彦学習院大教授の対応が素敵だ。内藤記者が福岡へ異動になってからも、3回も会いに来てくれて、「結婚はまだです」と教えてくれたという。

 取材相手と、こうした交遊を結ぶというのは、私にはなかったから、うらやましい気がする。

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