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本当にヤバくなってきた“王者”日テレ 『鉄腕DASH』『イッテQ』がダブルでテレ朝に惨敗!

本当にヤバくなってきた王者日テレ 『鉄腕DASH』『イッテQ』がダブルでテレ朝に惨敗!の画像1
日本テレビ

 これまで絶対的な強さを誇ってきた日本テレビの日曜ゴールデン帯が冗談抜きで、本当にヤバくなってきたようだ。

 19日、午後7時台の『ザ!鉄腕!DASH!!』、8時台の『世界の果てまでイッテQ!』がいずれもテレビ朝日の番組に惨敗を喫してしまったのだ。

 まず、『DASH!!』は「DASH海岸&ご当地PR課」の企画で、「ご当地PR課」では東京・高尾山の隣にある陣馬山を訪ね、V6・坂本昌行が助っ人参戦したが、視聴率は13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)どまりで、裏のテレ朝『ナニコレ珍百景』の14.1%に敗れた。『珍百景』は2016年3月にいったんは放送を終了。昨年10月からレギュラーに復活し、コンスタントに2ケタ台をマークしていたが、今回初めて、『DASH!!』の牙城を破った。

『DASH!!』は山口達也のTOKIO脱退以降、視聴率が低迷していたが、1月20日オンエア回では木村拓哉が助っ人出演して、18.6%の高視聴率を記録。2月3日放送回では、V6・井ノ原快彦が登場して、16.7%を挙げるなど、復活傾向にあったが、ここ最近は再び下降。前週(12日)は12.5%まで下げ、昨年12月9日放送回以来、半年ぶりの12%台に転落していた。

 また、19日の『イッテQ!』は「地球上最大生物シロナガスクジラを追え!金子&イモト」の企画で、16.9%で前週より1.4ポイントアップしたが、テレ朝のライバル番組『ポツンと一軒家』がまたまた番組最高の19.8%をマークしたため、こちらも完敗。『ポツンと』は、これで4回連続の17%超えとなり、ハイレベルの視聴率をキープしており、『イッテQ!』はほとんど勝てなくなってしまった。

 テレ朝は午後9時からの『日曜プライム』枠で主に2時間のスペシャルドラマをオンエアし、ほとんどのドラマで2ケタを記録して、日テレの『行列のできる法律相談所』に肉薄。この先、『日曜プライム』がさらに好調に推移していけば、『行列』超えも視野に入りそう。

 日テレの日曜ゴールデン帯が栄華を誇ったのも、もはや“過去”の話で、テレ朝に完全敗北してしまう日も遠くないかもしれない。
(文=田中七男)

最終更新:2019/05/23 17:00
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