紀子さまが怒髪天を衝く!? 週刊誌がしかける「雅子皇后 vs 紀子妃」の対立構造
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
雅子皇后VS.紀子妃
お次は文春。長男を刺そうと中学校に侵入した長谷川薫容疑者のために、お茶の水女子大付属中は、連休明けも休校が続き、5月11日には臨時の保護者会が行われ、紀子さんも参加した。週明けの13日からようやく授業が再開された。
秋篠宮は皇嗣になっても警備体制はこれまで通りにしてほしいと望んでいるようだが、長男の警備はそうはいかないのではないか。
またぞろ、学習院に通っていれば、こんなことにはならなかったという声があるというが、それはともかく、警備体制は早急に再点検されるべきであろう。
以前から、秋篠宮夫妻は長男を東大に入れたいという希望があるといわれる。秋篠宮は東大総合研究博物館で特別研究員を務めているし、長女も同特任研究員の肩書を持っている。
長男の昆虫好きは知られているが、最近では「解剖学」にも関心を持っているといわれる。伝えられるところでは、知識欲が旺盛で、昭和史の研究者の半藤一利を招いて昭和史の勉強もしているそうだ。
秋篠宮は東大の推薦制度を使って東大に入れたいという青写真を持っているそうだが、このままいけば問題はないのではないか。
だが、これまでの天皇は、父の在り方を見て帝王学を学んできたが、秋篠宮が天皇即位を拒否すれば、皇太子としての準備期間も与えられないまま、悠仁は即位しなければならなくなる。
文春のいう通り、たしかに秋篠宮家にとって重い課題であることは間違いないだろう。
このところ秋篠宮家に対する批判が週刊誌に目立つ。新潮は、雅子皇后と紀子妃が「冷戦」状態だと報じ、文春は、長男・悠仁さんに対する「刃物事件」があったのだから、クラスメイトやその保護者、学校に謝罪コメントを出すべきではないかという上皇后の考えに対して、秋篠宮は「悠仁が悪いことをしたのではないのに、なぜ謝罪文を出さなくてはいけないのか」と、これを聞き入れなかったと報じている。
新潮は以前から紀子妃に対しては厳しい見方をしてきているが、今号では、皇嗣家になって職員の数も増えたのに、相変わらず彼らへの“ご指導”は苛烈を極めているというのだ。
また、先ごろテレビの某ワイドショーで、小室圭の代理人の弁護士が、「本人は弁護士になるとはいっていない」「彼はいまライフプランを作っている」などと発言し、「眞子さんとの結婚は諦めない」ととれるニュアンスがあったことを知らされて、「まさしく怒髪天を衝くようなご様子でした」(秋篠宮家の事情に通じる関係者)というのである。
何をそんなに怒るのか、私にはわからないが、眞子さんの結婚問題、佳子さんの母親への反発、悠仁さんの警備や帝王教育のやり方などが重なって、紀子妃の心を欝々とさせているようだ。
さらに、新潮によると、「雅子さまが皇后となられる日が決まって、妃殿下は内心面白くないのだろう」と、宮廷職員の間では囁かれているというのである。
雅子妃は男の子に恵まれず、その後も体調を崩し、公務を休むことが多くなった。その間に紀子妃は男の子に恵まれ、雅子妃の不在を埋めるために公務にも邁進してきた。
一時は、皇太子家よりも秋篠宮家のほうがメディアへの露出も多かった。それが、御代替わりで一転してしまったから、紀子妃の内心穏やかでないというのだが、あまりにも勘繰り過ぎではないか。
5月22日に、日本赤十字社の名誉総裁として、雅子皇后が初めて「全国赤十字大会」に出席するが、その際、紀子さんたち女性皇族たちが雅子皇后に“つき従う”形で式は進行するという。
「一般出席者の前で皇后さまにお辞儀などの挙措をなさる際、紀子妃殿下の御胸中には、どのような思いが去来するのか……。さぞ複雑であろうと拝察いたします」(宮内庁関係者)
こうやって、雅子皇后VS.紀子妃の対立が創り上げられていくのだ。怖いね、週刊誌は。
ところで、幻冬舎の見城徹批判が巻き起こっている。百田の『日本国紀』を批判する作家の文庫を出さないとしたことに、当然ながら作家が怒り、SNSでそのことに抗議した。すると、その作家の本をつくったが、これしか売れなかったと実売部数までツイッターで明らかにしてしまったのだ。
あまりの愚行に、多くの物書きたちが反発し、見城は謝罪しこれを消したが、騒ぎは大きくなるばかりだ。
出版社の社長というより、安倍首相とベッタリの“政商”というイメージが強い男だ。
安倍の威光を借りれば、何をいっても許されると勘違いした結果であろう。
出版倫理のイロハも知らない人間が、編集者とはこうあるべきだというべきではない。
新潮45に続いて、保守系出版社が馬脚を現したという図であろう。このダメージは見城にとっても、幻冬舎にとっても大きいと思う。
人気者にはなりたくないものだ。功成らない名を遂げない私のような日陰者は、週刊誌で有名人たちのゴシップを見るたびに、そう呟いている。
広瀬すず(20)という人気女優がいる。NHK朝ドラの『なつぞら』でも主役を演じ、平均視聴率も20%を超えるそうだ。
広瀬は女優のほかにも、2年前から某ブランドとコラボしてデザイナーとしても活躍しているという。
4月には春夏ものとして彼女がデザインしたワンピースを5389円で売り出し、CMを是枝裕和が監督したこともあって品切れ状態だという。
だが好事魔多し。新潮は、このデザインが『EZUMi』という若手のデザイナー、江角康俊が、やはりこの春夏商品として出したワンピースとそっくりだという声が上がっていると報じている。
こちらは1着5万円超。何人かのファッションデザイナーに聞いているが、似ていると答えている。私は女性の服などわからないが、見る限りよく似ていると思う。
ファッションジャーナリストの西山栄子の指摘が的を射ている。江角のワンピースは、「決してどこにもあるというものではなく、これまでありそうだけどなかったもの」だという。
時系列でみても、江角の作品の発表は、広瀬の作品を発売する8ヵ月前。江角も、新潮にいわれて初めて知ったが、急な話なのでノーコメントにさせてくださいと、ショックを隠せない。広瀬の所属事務所も渋々酷似していることを認めている。
人間の才能には限りがある。可愛くて演技ができるからといって、服飾デザイナーになれるわけではない。
広瀬はアレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』を見るがいい。27歳という若さで「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデザイナーに抜擢され、天才デザイナーとして名声をほしいままにするが、絶頂期に40歳で自ら命を絶ってしまう。ファッションという華やかな裏で、苦悩するマックイーンの姿が胸を打つ。
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