『きのう何食べた?』上がりまくったハードルを一瞬で飛び越える、磯村勇斗の逸材っぷり!
2019/05/17 18:00
#ドラマ #テレビ東京 #内野聖陽 #西島秀俊 #どらまっ子 #きのう何食べた?
シメの雑炊を”夜の営み”のことだと勘違い?
司法修習生からはガッカリされ、小日向さんからの誘いは勘違いだった。へこんだシロさんは「今日は何もしたくない」とふさぎ込むが、とはいっても鍋を作ろうとするのがならでは。普通の人なら、こういう日は弁当かカップラーメンで済ますだろうに。今までのグルメドラマと違い、自分で料理を作るところがこのドラマのいいところ。やりきれないことがあっても、料理が発散させてくれる。さらに、その料理を大切な人と食べれば、いつの間にかもやもやは消えている。その過程に救いがあるのだ。また、元気になったシロさんにケンジが安堵している様子も素敵だった。相性がいい人との食事は幸せをもたらせてくれるのだと、改めて実感する。
また、食べ過ぎようとするケンジをシロさんが咎める場面も秀逸である。
シロさん「おいおいおい! うまいからって食いすぎるなよ」
ケンジ「え~っ。また腹八分目にしとけって言うの?」
シロさん「この後があるからだよ」
ケンジ「……」
無言の間の後、ニヤッと笑うケンジの喜び方が妙だ。明らかに勘違いしている。シロさんはシメの雑炊のことを言っているのに、ケンジはエロいことを想像している。このドラマ、ちょいちょいそういうのを意外とぶっ込んでくる。
今夜放送の第7話は、ケンジがどうしてシロさんのことを好きになったか理由を明かすエピソードだ。……というか、気づいたらもう7話か。『きのう何食べた?』は全12話と発表されており、折り返し地点はもう過ぎたということ。すでに、現時点で名残惜しい。
(文=寺西ジャジューカ)
最終更新:2019/05/24 18:57
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