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故・樹木希林さん関連著書がベストセラー連発中! 半生実写化ドラマに娘・也哉子さんを配役へ?

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『一切なりゆき~樹木希林のことば~』(文春新書)

 2018年9月15日に享年75歳で亡くなられた女優の樹木希林さんに関する著書が、続々とベストセラーとなり、売り上げを伸ばしている。

 名言集『一切なりゆき~樹木希林のことば~』(文春新書)は、なんと累計発行部数が100万部を突破。さらに3月に発売された『樹木希林さんからの手紙』(主婦の友社)と『心底惚れた 樹木希林の異性懇談』(中央公論新社)、1月発売の『樹木希林 120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ』(宝島社)もヒットを飛ばしている。

 これほど多くの関連書籍が発売され、そのどれもが飛ぶように売れている、その人気の秘密とは……。

「全身ガンに冒されながらも悲観するのではなく、それを受け入れ、取り入れ、自分の人生だからと消化して淡々と生きていくその姿勢が共感されています。また生と死、男と女の関係を、鋭い視点を持ち合わせながら、ユーモアも交えて教えてくれるので、希林さんの考え方をバイブルのように捉えている読者が多いようです」と出版関係者は解説する。

 樹木希林の人生を振り返れば、03年1月に網膜剥離を患い左眼を失明、04年に乳ガンが発覚し、翌05年に右の乳房を摘出、さらに13年3月の日本アカデミー賞授賞式で「全身ガンなので、仕事の約束ができないんですよ」と衝撃の生告白。長く病魔と闘ってきた。

 プライベートでは1964年に俳優の岸田森と結婚した後に、68年に離婚。73年10月に内田裕也と再婚したが、1年ほどで別居し、81年からは離婚をめぐって裁判沙汰になりながら奇妙な夫婦生活を亡くなるまで続けた。

「波瀾万丈の一生で、とてもマネできるような人生ではありません。大きな出来事が次から次へと起き、それを平然と跳ね除けて生きてきた樹林さんの精神力たるや、すさまじいものがあります。樹林さんの人生を実写化させようとする企画が現在、各テレビ局で持ち上がっています。どこが実現にこぎつけるか、争奪戦となっていますよ。あるテレビ局では樹林さん役に娘の内田也哉子を起用するプランまであるといいます」(テレビ局関係者)

 まだまだ樹林フィーバーは続きそうだ。

 

最終更新:2019/05/16 16:00
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