福山雅治主演『集団左遷!!』視聴率は安定せず、乱高下! 再度番宣ラッシュの可能性も……
#福山雅治 #集団左遷!!
福山雅治が主演するTBS日曜劇場『集団左遷!!』の視聴率がどうにも安定せず、乱高下を続けている。
初回は13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で好発進するも、第2話で8.9%と急降下。第3話は10.1%となんとか2ケタに戻したものの、直近の第4話(12日)は9.2%で再び1ケタ台に転落した。ここまでの平均は初回の高視聴率が効いて10.5%と2ケタを維持しているものの、この推移を見る限り、先行きはかなり不安だ。
「大型連休中は在宅率が下がり、どうしても視聴率を取るのが厳しくなります。第2話、第3話がよくなかったのは、そのためとも思われましたが、連休明けの第4話で1ケタに落ちたのは深刻です。テレビ朝日系の『科捜研の女』や『緊急取調室』は連休中でも安定した数字を残しました。その意味で、『集団左遷!!』は、視聴者の絶対的な興味を得られていないということでしょうね」(テレビ誌関係者)
かつて主演したドラマが立て続けにヒットした福山だが、結婚して一児の父となり、気づけば50歳を迎え、すっかりいいオジサンとなった。今までのようなカッコイイ路線はもはや通用しない。そのへんは福山も承知しており、『集団左遷!!』では三枚目っぽい役どころに挑戦。ドタバタ走り回り、顔芸のオンパレード。銀行を舞台にしたドラマなのに、コメディタッチの作品で、二枚目でニヒルな福山はどこにもいない。しかし、福山の挑戦もむなしく、現状、視聴者に受け入れられていない。だからこそ、視聴率も安定しないのだろう。
「多くの視聴者は『半沢直樹』(TBS系)チックなビジネスドラマを期待していたのに、いざ始まってみたらコメディみたいなノリで、楽しみにしていた視聴者をガッカリさせてしまいました。だからこそ、第2話で急降下してしまったんです。ただ、その反省からか、徐々にコメディタッチが薄れてきました。この先、巻き返しを図れるかどうかは、ドラマの内容にかかっているといえるでしょうね」(同)
TBSの看板ドラマ枠で福山が主演を張る以上、同局では15%超え、悪くても12~13%台を期待していたはず。にもかかわらず、10%台ではなんとも物足りないのが現実。それどころか、全話平均で2ケタを割る可能性すら出てきたのだから大変だ。
福山は前回主演した連ドラ『ラヴソング』(フジテレビ系、2016年4月期)が8.5%と大爆死を喫しているだけに、『集団左遷!!』は絶対にヒットさせなければならない事情がある。1ケタ台にとどまっているわけにはいかないのだ。今後も10%前後の視聴率に甘んじるようなら、再び福山がTBSの番組に出まくって番宣に努めることになるかもしれない。
(文=田中七男)
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