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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『ラジエ』本田翼なら手術拒否!

『ラジエーションハウス』本田翼の成長に「感動」の声も、「ばっさーには手術されたくない!」

最終回と思うほどの“秀逸回”なんだけど……

 先週が医療ドラマから程遠い推理モノだったために不評だったからか、今週は「結構良かった!」と賞賛の声が続々と上がっていました。

 やっと、技師と医者が手を取り合って一緒になって患者を救おうとする姿や技師たちが杏を応援するちょっと意地悪なセリフ、IVR未経験の杏が技師たちのサポートで成功させ、ひと皮剥けた姿などに「感動した」「グッとくる!」「この連携感がいい」「ばっさーが急成長して涙~」など、同ドラマファンからは賞賛の声があり「秀逸回!」との声も。中には「これで最終回にして欲しい」なんて声もありました……(笑)。

 ですが、その一方で、やっぱり演出に対しての苦言も殺到。(ばっさーの演技に関しては毎回のようにツッコミ殺到なので割愛します)今回は1、2話と同じく『HERO』の鈴木雅之氏だったんですが、やっぱり「『HERO』の二番煎じ感が否めない」と、多くの声が。

「キャストが順番に一言ずつしゃべるとか、みんながかぶらないように上手にずれて一斉に振り返るとか、なんか観ていて『おぅ……』ってなる」

「第2の『HERO』狙ってるの丸出し。つまり演出が古い」

「展開が現実的じゃない所がひっかかる」

「演出家は焼き直ししか出来ないの? すがりすぎじゃない?」

「せっかく面白かった回なのに、演出の古臭さが邪魔した」

などなど。それはそれは悲しいほどに上がっているんですよね……。

 確かに、結構『HERO』らしさが多すぎて、「『HERO』がヒットしたからって、また使うんだ」「ちょっとダサいよ」と言いたくなるのもわかるんですよね(1、2話もそうでしたから)。

 できれば、3、4話のように新しさをドンドン加えてきて欲しいなと思うんですが……。ここまでくると、『HERO』っぽさだけ考えて作ってる感が否めないので、変えるのは難しいのかなと思います。

窪田正孝の目の演技が秀逸

 そうそう、毎回思っていたんですが、窪田くんは目の演技がすごいなと。初恋の相手にどぎまぎする姿と真剣に仕事をこなす姿のギャップも「すごいな~」と思っていたんですが、今回、患者を助けるヒントを見つけて、目を丸くみせる演技がすごくてびっくり。アノ目は焼きついたままです(笑)。

 それと、声もいいんですよね~。ばっさーが鼻声で変な強弱つけてセリフをしゃべることに違和感ありありな分、アノ声に癒やされる(笑)。

 私、別に窪田ファンではなかったのですが、一気に好きになりました(笑)。NHK朝ドラが今から楽しみです。

「本田翼には手術されたくない!」の声殺到

 いい話となった今回ですが、その一方で病院のレベルを問う人も続出しているんです。

 だって、甘春病院でIVRをできるのが鏑木先生だけで、その上、杏は自信なさげでおまけに頼りない。思いっきり不安要素がたくさんあるのです。甘春病院には……。

 で、今回は杏が技師の力を借りて手術するんですが、無事成功と思いきや、出血止まらず。「マジで怖い」のひと言に尽きます。患者の連れが不安そうに「お若い先生ですけど大丈夫?」というんですが、技師の威能(丸山智己)が「大丈夫! 最高の放射線科チームが担当します」と返答したんですよね~。まさに詐欺ですよ、これ(笑)。

 唯織がいたから成功したんですが、いなかったらと考えると……ゾッとする。

 それだけにネットは「いくらなんでも本田翼が担当だったら転院するわ」「ばっさーには手術して欲しくない」とツッコミの嵐。“ばっさー成長回”なのにですよ……(苦笑)。でも正直、私も杏には手術されたくないと感じました。(だって、まだ死にたくないもん!)

 まあ、今回はリスタートってことで、これから4話ぐらいでばっさーが一人立ちしていくんでしょう。そう願いたいです(笑)。

 以上6話のレビューでした。

 そうそう、唯織と杏の恋模様があるにはあるんですが、一向に月9らしい展開にはなっていないのが残念。次回以降、それがもっと進展するように願いながら来週の放送を待ちたいなと思います。

(どらまっ子KOROちゃん)

最終更新:2019/05/14 20:30
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