TBSの陸上中継、痛恨の“バトンミス”連発で苦情殺到
#TBS #陸上
先週末に開催された『世界リレー2019 横浜』の放送で、TBSが信じられないミスを連発。世界陸上の放映権を持ち、陸上中継には長けたはずのテレビ局の失態に、非難の声が寄せられている。
世界リレー大会は、その名の通りリレーばかりを行う陸上大会。あまり聞き慣れない大会だが、日本陸上界にとっては大きな意味を持っていた。スポーツライターが解説する。
「2014年にスタートした世界リレー大会は、これまですべてバハマで行われてきましたが、バハマが財政上の理由で開催を返上し、日本が手を上げました。かつては日本代表が短距離種目でメダルを取るなど夢のまた夢でしたが、北京五輪の400メートルリレーで銀メダルを取ると、リオの同種目でも銀メダルを獲得し、今やお家芸になりつつあります。今大会で上位に入ると世界陸上の出場権が得られ、東京五輪の出場権獲得にもつながるため、上位入賞が期待されていました」(スポーツライター)
しかし多田修平、山県亮太、小池祐貴、桐生祥秀という布陣で臨んだ400メートルリレーは、バトンミスで失格。しかもバトンミスをしたのは選手だけではなかった。番組をチェックしていた週刊誌のスポーツ担当記者がいう。
「大会初日の中継は、BSでスタートして地上波にリレーされる構成でしたが、BSの放送は選手が走っている最中に番組が終了し、あわてて地上波にチャンネルを変えると、まだ前の番組を放送していました。さらに地上波の放送も、選手紹介の途中で放送が打ち切られてしまいました。試合時間がバラバラなプロ野球中継ならまだしも、進行がきっちり決まっている陸上の大会で、しかも2度も中継をぶった切るなんてあり得ません」(スポーツ担当記者)
この失態に対してネットには、
「面白そうなリレーの放送が途中で終わっちゃったョ」
「え? TBSさん大丈夫? リレーアンカー途中で放送中断とかあり得ない」
「TBSクソ過ぎるだろ リレー途中で放送やめるんなら最初から映すなよ!」
「メダル争いですね、とか言いながら決勝の途中で放送が終わるBSTBS」
と、怒りの声が殺到。もし東京五輪の中継でこんなことが起きれば、強烈なバッシングに晒され、大炎上するのは必至だ。桐生に続いてサニブラウン・ハキームも100メートルで9秒台に突入し、金メダルも期待されているが、入念なバトン練習が必要なのは選手だけでなく、テレビ局だったようだ。
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