過熱する小室圭さんリンチが眞子さまに飛び火…「公務してほしくない」とまで
5月11日、秋篠宮家の長女・眞子さまは「森と花の祭典『みどりの感謝祭』」の式典に出席された。昨年までこの式典には秋篠宮ご夫妻が出席していたが、公務分担により眞子さまが引き継ぐかたちとなった。
この式典についてネットニュースでも報じられたが、そのコメント欄は大炎上していた。理由は、結婚が延期となっている小室圭さんとの関係だ。
共同通信による記事「眞子さま、みどりの式典に 秋篠宮ご夫妻から引き継ぐ」に対する「Yahoo!ニュース」のコメント欄には、実に5000件以上の書き込みが寄せられ、小室圭さんとの問題を揶揄するこんな言葉が連なっている。
<眞子さんには公務などして欲しくないです。見るのも嫌です。公務に出る前に、解決しなくてはならないことがあるはずです>
<これだけ炎上してるのに恥ずかしくないのかな 小室だけじゃなく、眞子の顔見るのも嫌になってきた>
<このお方の公務はもはや有り難みも感じないし、敬う事もできない>
皇室に対して国民からの批判がこれだけ大っぴらに書かれるのも珍しいが、これほどまでに眞子さまへの国民感情が荒れている原因は、小室圭さんとの一件をめぐってメディアが過剰な報道を繰り返していることに他ならない。
小室圭さんに対する報道は「いじめ」
メディアによる小室圭さんへのバッシングは日に日に苛烈さを増しており、いまではメディアあげての「リンチ」とすら言えるかもしれない。5月7日放送『バイキング』(フジテレビ)では、小室圭さんが留学しているニューヨークのフォーダム大学まで追いかけ回した。
『バイキング』の取材カメラは、大学に通う学生たちに次々に声をかけて「小室圭と会ったことがあるか?」と質問し、また、大学周辺のレストランをしらみつぶしに回って目撃情報を収集した。ストーカーのように小室さんのプライバシーを暴いて晒したのだ。おおよそ公共の電波をつかってやることではない。
さらにスタジオでは、小室さんの代理人弁護士による<彼はいまライフプランをつくっている。アメリカでの3年間でさまざまな人と出会い、経験を得ている。そして、彼自身の人生の視野を広げている最中>という説明に対し、MCの坂上忍やパネラーの面々が嘲笑。
ミッツ・マングローブによる<ライフプランをいつつくってもいいんですけど、いまさらこんな青臭いこと言う人がよく婚約なんかしたなと思って。なんだったんだろうって感じですよね>という発言には、小室さんを嘲る笑い声がスタジオ中に響いた。
また5月11日には、「週刊文春デジタル」が小学校時代に小室さんからいじめを受けていたと証言する人物のコメントを報道。もしもこの話が事実だとすれば小室さんは被害者に謝罪すべき問題なのだろうが、この話と眞子さまとの結婚問題にどれほど関連性があるのだろうか。
加藤浩次は「小室さん個人をちゃんと見るべき」と苦言
こういった状況に対し、5月13日放送『スッキリ』(日本テレビ系)のなかでMCの加藤浩次は「小室さん個人を見ていくべき」と提唱した。
この日の『スッキリ』は、アメリカのロースクールや司法試験の制度について解説し、今後の小室さんが歩むと思われる進路スケジュールを取り上げた。そのなかで、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏は過熱するメディアスクラムに対して<私はできることならば、静かに見もってあげるっていうことがね、一番大切なことなのではないのかっていう。いろんな雑音がいっぱい入りますよね>と警鐘を鳴らす。
そんな橋本氏の意見を受けて加藤はこのように語ったのだ。
<週刊誌なんかでは、やっぱりお母さんの問題なんかがグーっと取り上げられて、それになんか小室さんも巻き込まれているといいますか、家の問題だから巻き込まれて当然と言う方もいらっしゃるかもしれないけど、小室さんもそのなかに入ってしまっている。でも、小室さん個人をちゃんと見ていくっていうのは、僕は今後大事なような気がするんですけど>
また、加藤は番組のなかで<あまり答えのないことが課題として小室さんにあるような気が僕はしちゃって>とも指摘していた。
メディアあげてのバッシングがあまりに過熱したことにより、もはや小室さんに求められるものがなにか分からなくなり始めている。先ほどあげた「文春」いじめ報道が端的に示すように、攻撃の対象は家族の金銭問題から「小室さんの人格」そのものに及んでいる。家族の金銭問題がクリアになったとしてもバッシングは終わらないだろう。
この話題を面白おかしくネタとして消費したメディアが作り上げた現状を、読者や視聴者はそのまま享受していいものだろうか。放っておいても小室さんと眞子さまがすぐに結婚という流れにならないことは明らかである以上、人格攻撃はそろそろ終わりにしなければならないはずだ。
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