なぜ木村拓哉は共演を避けられるのか? 人気女優が共演を断るという不可解な理由
木村拓哉が主演すると昨年からまことしやかに囁かれているのが、今年10月からスタートするTBS日曜劇場枠だ。まだ正式発表されてはいないにもかかわらず、一部メディアではそのヒロイン決めが難航していると報じている。
木村拓哉が主演する日曜劇場ドラマのタイトルは『星降るレストラン』(仮)または『おもゐでレストラン』(仮)と伝えられている。一部報道によると、木村サイドがヒロイン役に推薦する女優は、綾瀬はるか、北川景子、広瀬ずす、石原さとみといった、他局でもヒロインを張れるようなトップ女優ばかり。しかし、木村主演のドラマはすべて木村のスケジュールに合わせる必要があり、多忙な人気女優をキャスティングすることは至難の業であるため、スケジュールが空いている女優がみつからずTBSサイドは頭を抱えているという。
出演者のスケジュール調整が容易でないのはどの作品でも同様のはずだが、なぜか木村がドラマや映画に主演するとなると「ヒロイン決めが難航している」という記事が乱発され、“木村拓哉のわがまま”のように評されてしまう。
たとえば、昨年1月から放送された木村拓哉主演のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)のキャスティングに関しても、ヒロイン選びに難航しているとの報道が複数あった。ちなみに『BG~身辺警護人~』の続編も来年1月から放送予定と報じられている。
木村拓哉サイドは「キムタクに見合う女優」を要求?
『BG~身辺警護人~』制作にあたって木村サイドがヒロインに推薦した女優は、綾瀬はるかや石原さとみ、高畑充希、広瀬すずなどの主演級女優だったという。「キムタクに見合う女優でなければならない」というジャニーズ事務所の意向だったとされているが、こちらもスケジュールの調整が上手くいかず、なかなかヒロインが決まらなかったという。また、木村拓哉の人気に陰りが見え始めており、人気女優にとってヒロインを演じるメリットがないため断られているとも伝えられてきた。
しかしこうした「ヒロイン決め難航」自体、果たして本当なのだろうか。蓋を開けてみると、『BG~身辺警護人~』には“ヒロイン”という存在がおらず、主な女性キャストは菜々緒、石田ゆり子、山口智子であった。そもそも、綾瀬はるかや石原さとみ、高畑充希、広瀬すずが当てはまりそうな役どころもない。
木村拓哉は“演技ができない”から共演したくない?
また昨年7月に「日刊ゲンダイDGITAL」は、過去に木村拓哉と共演した女優らが再共演を避けていると伝えていた。
それによれば、柴咲コウは2003年放送のドラマ『GOOD LUCK!!』(TBS系)、2013年放送の『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系)で木村とは二度共演しているが、木村は『安堂ロイド』の視聴率が不調だった責任を共演者に押し付けるような態度だったとして、再共演を避けているという。また、2014年にトヨタ自動車のCMで共演した満島ひかりは、「木村は演技ができない」という理由から共演を嫌がっているそうだ。
まったくもって真偽はわからないが、「人気低迷」「わがまま」「女優から嫌われている」など、何かとマイナスな報道が錯綜している木村拓哉。だが、今まで木村が主演してきたドラマはほとんどが高視聴率を獲得している。続編予定だという『BG~身辺警護人~』も最高視聴率は17.3%であった。テレ朝がシリーズ化を狙ってもおかしくない数字だ。
まだ正式発表されていない新ドラマも無事にヒロインが決定し、ヒットとなることを願っている。はたまた、最初からヒロインがいない脚本の可能性もあるが。
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