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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 【珍スポ】高麗人参尽くし!
訪問ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.30

ミス高麗人参から顔ハメまで……高麗人参だけでどこまでやるの?「錦山人参館」

高麗人参でーす

前回までのあらすじ)韓国の真ん中あたりにある「高麗人参すぎる町」、錦山(クムサン)郡を探訪。やたらリアルな巨大高麗人参像、乱舞する高麗人参像、そして町の至る所にある高麗人参キャラクターに圧倒されつつも向かったのは、高麗人参オンリーの博物館「錦山人参館」だ(※韓国で人参=インサムといえば高麗人参のこと)。

「人参薬草世界化」という威勢の良い垂れ幕が

 町が莫大な費用を注いで開発したのだろう、だだっ広く、現代的な建築物がぽつぽつ立つ「人参広場」の一角に、その館はあった。外観はシンプルだが、3階建て・建築面積4,173平方メートルというなかなかの規模に、町の覚悟を感じる。

おもてなしの心を伝えるエントランス

 瓶詰の高麗人参が、マッドサイエンティストの研究室のようにずらりと並ぶロビーを抜け、まず向かったのは「錦山人参歴史館」というコーナーだ。

 高麗人参1500年の歴史を、マネキンで紹介。珍スポファンとしてはおとぼけ人形を期待したいところだが、突っ込む隙がないほどマネキンのクオリティが高く、町の本気度ばかりが伝わってくる。

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