三浦瑠麗氏の援護でテレ朝的に面倒くさい展開になってきた村上祐子元アナの不倫疑惑問題
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過日、「週刊ポスト」(小学館)が報じた、テレビ朝日元アナウンサーで、政治部記者の村上祐子氏と、NHK政治部記者との不倫疑惑問題が、かなり面倒くさい展開になってきた。
同誌は、テレ朝の名物討論番組『朝まで生テレビ!』でメインキャスターを務める村上氏と、10歳近く年下のNHK記者が花見デートを楽しんだ後、同記者のマンションでお泊まりしたと報道。後日、同誌のWEB版では、村上氏は政治部に異動した2015年7月以降に夫である元同局アナの西脇亨輔氏(現・法務部所属弁護士)と別居し、現在は同記者のマンションを拠点にし、事実上同棲状態としている。
“不倫疑惑”報道を受け、同局では23日に行われた定例の社長会見で、篠塚浩取締役が「案件自体はプライベートな案件ではありますが」と前置きしたうえで、「報道情報番組ということもございまして、総合的に判断いたしまして、『朝まで生テレビ!』の出演に関しては当面、見合わせることにいたしました」と判断。4月26日深夜の放送では、BS朝日『激論!クロスファイア』で、『朝生』司会の田原総一朗氏とタッグを組む本間智恵アナが、村上氏の代役に起用された。
これに先んじて、テレ朝の対応が発表された後、『朝生』の常連パネリストで国際政治学者の三浦瑠麗氏が自身のTwitterで、「そもそも何年も別居し離婚調停後、離婚訴訟係争中の人を不倫疑惑とする方が間違い。新しいパートナーと再スタートを切り子供を作ることさえ、離婚しにくい日本ではむずかしい。これは本来多くの人が抱える問題のはずなのに。村上祐子さんを朝まで生テレビから下ろすべきではない」と持論を展開し、離婚訴訟係争中であることを明らかにした。
さらに、三浦氏は26日深夜の『朝生』生放送中に、“天皇”がテーマだったにもかかわらず、村上氏の件に触れ、「(村上氏を)復帰させますよね。別に不法行為でもないけれど、1度失敗した人に再チャレンジを与えるわけですよね」と、田原氏に迫った。もともと、村上氏を買って、記者職に異動した後も、『朝生』MCに起用し続けている田原氏は「不倫の問題で芸能界は悪口を言いすぎ。ボクは局の上層部になるべく早く復帰させるように言っている」と後押しを誓った。
そもそも、同局的には、局員の不倫疑惑をわざわざ生本番中に触れてほしくなかったはずで、三浦氏と田原氏にプレッシャーをかけられたことで、当面出演を自粛させたかった村上氏の早期復帰を検討せざるを得ない状況に追い込まれてしまった。
一般的に、離婚調停中はすでに婚姻関係が破綻しているため、配偶者以外の異性と関係をもっても離婚原因や慰謝料請求原因にはならないとされているようだが、それでも“不貞行為”とみなされる場合があるという。
三浦氏は“再スタート”という言葉で、村上氏を擁護しているが、まだ離婚が成立していなければ、夫以外の異性と同棲するのは、いささかフライングだとする向きも少なくないだろう。
ここは、プライベートな問題とはいえ、村上氏自身の口で、現状を説明し、不倫ではないことを示すのがベターな気がするが……。果たして、村上氏は5月下旬に予定される『朝生』次回放送に姿を見せるのだろうか?
(文=田中七男)
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