トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 園山まきえがプチブレーク!?

異常な勘の悪さで局地的人気を獲得! 園山まきえ、まかり間違ってプチブレークなるか?

エアギターのゲームで“エア料理”を勝手に始める

 続いては、Nintendo Switchを使ってのエアギター対決である。どうせなら、このゲームは楽器経験者に参戦してもらいたい。「楽器の経験者はいますか?」という質問を受け、「あります」と手を挙げたのは、やはり園山である。いつも名乗り出る園山。「なんでもかじってんじゃねえか」とモニタールームの芸人たちはバカ受けし、サッカー審判資格やレースライセンスを持つ三井ゆりになぞらえ、園山のことを“ポスト三井ゆり”と呼ぶ始末である。

 エアギター対決は、園山vs大原という顔合わせに決定。バラエティ慣れしている大原はノリノリでエアギターをかき鳴らした。一方、楽器経験者のはずの園山はエアギターだと言っているのにジョイコンを包丁に見立て、みじん切りの体勢の“エア料理”を勝手にし始めた。モニタールームの芸人たちからは「料理作っちゃったよ」とブーイングが発生し、園山は惨敗した。

 最後に行われるは「テレフォン」というゲーム。電話が鳴ったらジョイコンを取り、「はい、もしもし」と叫ぶルールである。注意したいのは、取っていいのは「プルル、プルル」という着信音のみで、他の電話に出てはいけないということ。今回は、園山vs安達という顔合わせだ。

 ゲームがスタートすると、まずは「ジリリリリリ、ジリリリリリ」という着信音が鳴った。正しい音ではない。なのに、「これ? これ?」と言いながらジョイコンを平気で取る園山。まんまと罠にはまる。園山にBETしていたウエストランドは「さすがに許せないわ」と、怒り心頭だ。

クイズよりもモザイクに気を取られて誤答する園山

 実は、同番組への園山の出演は今回が初めてではない。2018年8月23日放送のクイズ企画にも登場していた。各ジャンルの専門家を呼び、出題ジャンルを絞った形でクイズ王に挑めば勝利するのでは? という趣旨で、このときに「料理」ジャンルの専門家に選ばれたのが園山だった。

 登場するなり、「私、陰陽師になったんです」と、いきなり意味不明なことを言いだす園山。いわく、人を見ただけで、なんの食材を食べたほうがいいかアドバイスできるというのだ。まず、やさしい雨・松崎克俊を見て「もずくを食べたほうがいい」と助言する彼女。松崎のパーマヘアからもずくを連想したのは明白である。さすがに、アルピーの平子祐希が「事務所と、もうちょっと(キャラを)練ったほうがいい」と突っ込むと、「さっき決まったばっかりなんです(笑)」と、園山はあっさり白状。彼女のプロ意識のなさのおかげで、オープニングはいきなりグダグダになる。

 クイズが始まってからの彼女もすごい。モザイクのかかった食材が映し出され、ヒントを頼りに、それが何かを当てる問題が出題された。すると、モザイクに気を取られ「これ、放送禁止?」とフリーズする園山。知識うんぬんではなく、クイズというシステムに対応できていない。結果は惨敗だった。

 終了後、所在なげに園山は「どこに行けばいいんですか?」と口にし、「帰るんだったら帰ればいい」「今までの現場でビンタされたことはありますか?」と平子も完全にあきれた様子。以来、彼女はこの番組で「園山」と呼び捨てにされている。

 前回も今回も、園山は爪痕を残した。特に今回の放送終了後、SNS上では「園山やべー」「園山のエア料理が食べたい」「園山の勘の悪さがウケ、まかり間違ってプチブレークするんじゃないか」といったツイートが上がっている。つまり、この番組の中だと園山まきえはスターなのだ。

 彼女自身は、この扱いをおいしいと思ってなさそうだ。園山のブログを見ると、『勇者ああああ』にまったく触れていなかった。きっと、無自覚だから彼女は面白い。絶妙なバランスなのだ。

(文=寺西ジャジューカ)

最終更新:2019/05/07 14:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画