眞子さま&小室圭さん、やはり結婚へ──“前進”報道の裏に何がある?
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たけし長男怒りの激白『お父さん、ダサいよ』
文春は、ビートたけしの連載が終わるのを待っていたのだろう。たけしの長男・篤(38)のインタビューを載せている。
長男が生まれたのは漫才ブームで、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)が始まった年。だが、父親がいないのは当たり前で、父親のテレビも見ていなかったという。もちろんフライデー襲撃事件も知らない。
長男は父親と自分には共通点があるという。
「父は子供に対して何も感情を抱かなかったとよく言いますが、それは子供の方も同じこと。他人のことに関心がないという点で、僕と父は性格がすごく似てるなと思うことが多々あるんです」
父親を他人と突き放すところに、長男の辿ってきた屈折した人生が垣間見える気がする。
最近、愛人と暮らしている、事務所と喧嘩別れ、次々に弟子たちが離れていくことについて、長男はこう語る。
「父の周りにいる顔ぶれもすっかり変わり、そうした人たちの悪い噂も見聞きするようになった。この状態を放置している父は何を考えているのか。何もできないのでしょうか。心配な報道ばかりだし、ちょっとダサいなって……。正直、格好いい父でい続けて欲しいという気持ちがあります」
たしかに、最近のたけしを見ていると、「老いてますます耄碌」という山口瞳の言葉がピタリとくる。
NGT48の山口真帆が卒業したことが話題である。なぜ、被害者である山口が追い出されなければいけないのか、運営会社のAKSには批判が殺到しているそうだ。
文春によれば、暴行現場に駆け付けた村雲颯香(21)と、山口を襲った2人の男たちがいい争いになった時、村雲が録音していたデータが存在するという。
実際に聞いた人物は、山口が日頃とは違う厳しい声で犯人を追い詰めるところが録音されているという。
「あのテープにこそ、まだどこにも出ていない核心がある。あれを聴けばいろいろと見えてくる。ここまで問題が大きくなった以上、公開すべきだと思います」(聞いた人物)
これは第三者委員会にも提出されているそうだが、いまだに公表されていない。
山口は3月22日、運営会社のAKSの松村取締役が事件について会見している間に、5回ツイッターで投稿して、「なんでうそばっかりつくんでしょうか」「記者会見に出席している3人は、事件が起きてから、保護者説明会、スポンサー、メディア、県と市に、私や警察に事実関係を確認もせずに、私の思い込みのように虚偽の説明をしていました。なんで事件が起きてからも会社の方に傷つけられないといけないんでしょうか」と書き込み、それをもとに質問する記者を使って、松村たちAKS側を追い詰めるという見事な戦術を繰り広げたのである。
見事だ山口!
私は今でも田原俊彦という名前を見ると身構えてしまう。田原が近藤真彦や野村義男らと「たのきんトリオ」を組んで絶頂の頃、彼らの事務所の社長、ジャニー喜多川の性癖について週刊現代で取り上げたことがあった。
記事が出てから大騒ぎになり、私は現代から女性誌にすっ飛ばされた。その田原も58歳。文春で、これまでの人生を振り返っている。
事務所から渡される給与が月額20万円から、辞める時でも30万円程度だったこと。退職金は100万円。メリー喜多川副社長とはよく口論していたこと。
辞めると電話した時、ジャニー喜多川社長は「いいんじゃない? トシ」と答え、引き止めなかった。その頃は田原からSMAPへと彼の関心は移っていたそうだ。
やはり、事務所を離れると仕事が激減した。だが田原は、「今でも、田原俊彦がジャニーさんの最高傑作だったと断言できます」といっている。
還暦間近で「僕は“ジ・アイドル”」だといい切る。この自信がすごい。
現代も合併号だが、やや誌面が変わったように思う。相続問題は息切れしたのか、今週は「60歳まで働いていた人は、どれだけ税金を納めてきたのか」というのが巻頭特集である。
いいところに目をつけたと思う。私もサラリーマンだったから、会社にいる間は給料から天引きされていて、どれぐらい税金を払っていたのか、気にもしなかった。
だが、こうして見ると、大変な額をむしり取られていたと愕然とする。
所得税は、平均的な一人当たりの総額は1787・6万円になる。所得税収入は09年度の12・9兆円から17年度には18・9兆円にまで増額している。
住民税は、生涯収入が3億2000万円の場合、1699・1万円を負担している。
このように、われわれ国民が多額の税金を払っているのに、使われ方はずさんで、会計検査院が17年度に「ムダ遣い」だと指摘した税金は総額で1156億9880万円になるというが、こんなものでは済まないはずだ。
現代が所得税や保険料、自動車税、酒税などを合わせると、生涯で1億1442.7万円にもなるそうである。
現代のいうように、国はわれわれに感謝しないとバチが当たる。
樹木希林ブームが続いている。現代も、別冊『おとなの週刊現代 樹木希林さんが教えてくれたこと』を出した。
樹木はなぜか新潮には、「お宅は面白い週刊誌だから」と、忙しいときもインタビューに答えてくれたそうだ。
新潮は、これまでのインタビューの断片をまとめて掲載している。いつものように、内田裕也との結婚生活を樹木流にアレンジして語っているが、私は、樹木と内田の夫婦生活の内実は、相当深刻だったのではなかったかと思っている。
この中でも、ろっ骨を折られたり、数知れない女癖の悪さで、女性から訴えられ、逮捕されたりもしている。
家庭内DV、女癖、結婚以来一銭ももらったことはないという結婚生活が、樹木を鍛え、諦め達観したかのような樹木的人生観や死生観を形作ってきたのであろう。
そういう意味では、内田という稀有な悪夫が、樹木希林というたぐいまれな女優を作ったともいえる。樹木が映画で見せる背中の寂しさは演技ではなかった、そう思っている。
同じ新潮に、新天皇の知られざる素顔というのがある。学習院大学の学生食堂の前に、かつては汚い小さな池があったという。
皇太子は音楽部に所属していたそうで、入部すると男子学生はビールを一気飲みして、好きな女性の名前を呼んで、先輩に池に突き落とされるという“儀式”があった。
皇太子は「やる」といった。そばにいた侍従も「どうぞどうぞ」というので、先輩が思い切り突き飛ばしたそうだ。だが皇太子が好きな女性の名をいう前だったので、聞きそこなったと後輩の女性が話している。
部の仲間が休日に御所に伺って、テニスをしたりクラブハウスでカラオケを歌ったりしたそうである。皇太子は柏原芳恵の大ファンで、グッズ鉛筆を使っていたという。
カラオケでは柏原ではなく、佳山明生の「氷雨」を好んで歌ったそうだ。
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