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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 【GW毎日連載】#4 大阪で味わう高知のソウルフード

【GW10連休毎日連載企画】#4 大阪で味わう高知県のソウルフードで食い倒れ寸前!!

高知のご当地グルメ「味噌カツラーメン」

 いわゆる「排骨(パーコー)」とは、豚のあばら肉に小麦粉や片栗粉をまぶして揚げたもので、卵液とパン粉をまとわせて揚げたとんかつとは似て非なるもの。

【GW10連休毎日連載企画】#4 大阪で味わう高知県のソウルフードで食い倒れ寸前!!の画像4

 でも、高知県では、そのトンカツを味噌ラーメンにトッピングした、「味噌カツラーメン」が、ご当地グルメとして市民のソウルフードになっているという。それを大阪に持って来たのがこのラーメンというわけだ。

「味噌カツ」って言っちゃうと、八丁味噌のタレをかけた「名古屋の味噌カツ」をイメージしてしまうので、本来は「トンカツ味噌ラーメン」と言った方がわかりやすか。そして名前が、「北海道百年味噌カツラーメン」と、なかなかのカオスなのであった(汗)。

 前書きはそれくらいにして、まずは、ラーメンの命であるスープをひとくちズズッ……。

 ん~、濃ゆ~~!

 濃厚な味噌の味が舌から口へ、口から鼻へ、夏の日の熱風のごとくゆる~りと抜けていく。トロミもあって、20代、30代ならばけっこうイケるのではなかろうか。しかし、筆者のように、五十路も後半となると、腹ペコでないと後半がキツイ……(ジジイ)。

 それにプラスすることの、メインのトッピングのトンカツも、立派な厚みのある美味しいロースを使っているので、嬉しくて嬉しくて。

 具はその他にも、味玉、メンマ、ひき肉、ネギと、これだけ乗っていて1,000円以下ってのが、食い倒れの街にして粉物王国の大阪らしいところですな~。東京だったら1,500円くらいはするのではなかろうか?

 じゃあ逆に、あっさり醤油ラーメンだったら、トンカツにラーメンが負けちゃうので、やっぱり濃厚味噌で正解なのでしょう。麺はゆる縮れの中太卵麺で、モチモチプリプリ。さすが、「北海道」ですな~。

【GW10連休毎日連載企画】#4 大阪で味わう高知県のソウルフードで食い倒れ寸前!!の画像5

 訪店したのは深夜にもかかわらずかなりの混み具合で、人気店というのが伺える。店員さんは愛想良く、好印象の店だった。

 東京から京都を経由して、高知名物の北海道ラーメンを大阪で喰うって、ある意味贅沢なラーメン紀行となった。

 味噌カツラーメン、濃ゆうございました(笑)。

 

【おまけ】
 翌朝、梅田で食べた「インデアンカレー」がすごかった! ひと口目は「甘!」と思ったけど、食べているうちにどんどん舌が痺れてくる、今まで未体験のショッキングなカレー。

 でも、もっと驚いたのは、券売機じゃなくて、昔懐かしい楕円形のプラッチックの食券を売る「お姉さん」がいたことだった! さらば、平成……。

【GW10連休毎日連載企画】#4 大阪で味わう高知県のソウルフードで食い倒れ寸前!!の画像6

梅田 麺屋國丸。「北海道百年味噌カツラーメン」980円

SNS映え  ☆☆
味     ☆☆☆
珍級度   ☆☆

(写真・文=よしよし)

最終更新:2019/11/28 18:59
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