小室圭さんのマスコミ嫌い助長する「シャツのシワ」と「ケバブライス」 誰も興味のないNY日常
秋篠宮眞子さまとの結婚が延期となっている小室圭さんの近影を、「フラッシュ」5月7・14・21日号(光文社)が報じた。4月13日の夕、小室圭さんが大学前に停車したストリートベンダー(移動式屋台)で、遅めの昼食を物色中の後ろ姿をキャッチしている。
小室圭さんは現在、NYのフォーダム大学のロースクールで弁護士資格取得のために猛勉学に励んでいる。5月にはLLM(法学修士)コースを修了するが、9月からは2年間のJD(法務博士)コースに進む予定であり、まだまだ研鑽の日々が続く。ラフなシャツや眼鏡姿からは、そんなNYでの日常の様子が伝わってくるようだ。
他方で、フォーダム大学は、小室圭さんについて最新の注意を払っているという。大学側は、学生たちに対して「小室圭さんについての取材を受けないこと」「マスコミを見つけたら通報すること」を通達しているといい、実際に“出禁”になった記者もいるそうだ。小室圭さんは海の向こうに渡ってさえマスコミに追われ続けているが、同誌の写真も強行取材によるものなのだろうか。
この小室圭さんの近況については、23日放送の『ビビット』(TBS系)もトップで報じた。「フラッシュ」に掲載されたものと同じ写真を取り上げ、小室圭さんのシャツの背面にシワが生じていることについて<大きなシワ>などと、まるで小姑のような指摘をしたのだった。
MCの真矢みきは、「勉強ジワでしょうね。座りジワというか。集中されているんでしょうね」とフォローし、そのうえで、「(カメラが)追っちゃって申し訳ない」と苦笑しながら謝る一幕も。ちなみに現地取材の結果、小室圭さんが購入した昼食は6ドル(約670円)のケバブライスだったことが判明したそうである。
しかし同じくMCの国分太一やコメンテーターの千原ジュニアをはじめとした出演者たちは、小室圭さんのNYでの日常にほとんど興味がないか、あるいは真矢のように「申し訳ない」という気持ちなのだろう。スタジオの反応は苦笑いが目立った。
小室圭さんの「奨学金問題」叩き
小室圭さんが渡米してからも、日本のマスコミは相変わらず小室圭さんにまつわる報道を続けている。最新のトピックといえば、もっぱら「奨学金問題」だろう。
「女性セブン」2019年4月25日号(小学館)は、フォーダム大が、留学生200名のうち1名に与える返済扶養の「マーティン奨学金」を、小室圭さんに支給したことを伝えた。これによって、小室さんは年間約6万ドル(約660万円)の授業料を免除され、寮費や航空券代もカバーされたという。
しかし、小室圭さんが200分の1に選ばれた理由について、日本の複数のマスコミは「日本皇室のプリンセスのフィアンセだと小室側が言い張り、騙された大学側が忖度したに違いない」と、あたかも“皇室のコネを利用した”かのような論調で伝えており、まるで事実のように世間へ伝播してしまっているのだ。
さらに、小室さんが9月から進む予定のJD(法務博士)コースには、この奨学金制度がない。そのため、メディアは「今後の学費はどうなる?」と心配、もとい詮索の手を緩めていない。なかには、「留学中断危機」などの煽り文句を躍らせるメディアもあった。
しかし結局、小室圭さんはJDコースでも学費免除の奨学生に選ばれ、約3万ドルほど受け取ることが可能になったという。さらに足りない学費分は、パラリーガルとして勤務していた奥野総合法律事務所から支援を受けた約300万円(帰国したら働いてもらう前提)をあてがうそうだ。つまり、学費についてはなんの問題もないわけだが、メディアは母・小室佳代さんの元婚約者との借金トラブル然り、小室さんにまつわる金銭のネタが大好物である。
このようなゴシップめいた報道が続くなかで、小室さんはNYで「厳戒体勢」の生活を送っているという。前述した「フラッシュ」の記事には、小室さんと現地で遭遇した日本人が、「非常に警戒した様子で、何度もこちらを軽くにらんできました。(略)威圧的なほどで、よほど日本人と遭遇するのがイヤなんだなと思いましたね」などと証言を寄せている。
むしろ、マスコミはよほど小室圭さんの猛勉強の邪魔がしたいようだ。これだけマスコミに追われ、さんざん悪意ある報じられ方をされていれば、それなりの警戒をするのは当たり前だろう。シャツのシワや、昼食のメニューに値段まで仰々しく報じれらるとしたら、小室圭さんならずとも「ほっとけ」と言いたくなるというものである。日本人と遭遇するのがイヤというよりは、日本のマスコミがイヤだというのが本音ではなかろうか。
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