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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『ラジエーション』ラブ要素が物議に!

『ラジエーションハウス』月9なんだけど「邪魔!」……窪田正孝と本田翼のラブコメ要素が物議に!

演出家が換わり(?)一気に面白く!

 1、2話と『HERO』『王様のレストラン』(ともにフジテレビ系)などの演出を担当した鈴木雅之氏が演出を担当しましたが、3話は『HERO』のシーズン2や『グッド・ドクター』『貴族探偵』(同)などの演出を担当した金井紘氏が担当し、これが大当たり。「テンポがいい!」「メリハリがあっていい!」など、絶賛する声が殺到。1、2話とは違い、今回は面白く楽しくみられていたようですね。

『HERO』っぽい演出がなくなる!

 具体的に良かったところを挙げると、ゲストが内山理名で迫真の演技が素晴らしかったとか山口紗也加が良性の腫瘍だとわかり、気丈なふりをしながらも涙をホロッと流すところとか、細かく言うとたくさんあるんですが、一番大きかったのは『HERO』みたいな演出が減ったことです!

 エレベーター乗るために、一人増え2人増えと、歩きながらメンバーがそろう演出とか、放放射線技師たちだけの世間話の会話劇とか、古臭くどこか二番煎じ感ある演出(ちょっと言葉が厳しいですが)が少なく、逆に医療行為に関するシーンが増加。それにより、メインである放射線技師の物語が間延びせずテンポよく、面白かったんですよね~(いつもながら見してたんですが、放送を最初から最後まで真剣に見られました!)。それに、最後は手術したのかしてないのかわかりませんが、明るい後日シーンまであり、スッキリした気分になりました!

 多分、今回担当の金井氏は若手なのかなと思うんですけど、そこが良かったのかも。人気マンガ原作のドラマだし、見るのは基本若者ですからね。そうなると、同じような感覚や価値観で育った人がやると、おのずと見やすくなるんじゃないかと。

 金井氏の演出回が今後もあることを楽しみにしたい! それぐらい良かったです。

月9なのに? ラブ要素が物議に!

 ラブストーリーが定着している月9。今回も放射線技師や放射線科医の医療ものではありますが、ラブ要素も唯織と杏(本田翼)の関係というところでちゃんと織り込んであります。

 しかし、やはり医療ものということで、そのラブ要素がネットで物議に。「邪魔だ」「唯織が杏を思ってくねくねするシーンが嫌」といった声がある一方で、「シリアスな部分が多いから逆にラブコメ要素で中和してちょうどいい」「唯織が杏を追いかけるシーンが面白いけどな~」といった肯定的な声もあり、物議を醸しているんです。

 まだ3話しか放送されておらず、そこまでラブ要素が深まっていないので、正直、いるいらない論争はまだ早いかと。ただ、唯織のライバル役の辻村駿太郎医師(鈴木伸之)の立ち居地があまりうまく成り立ってない(ただいるってだけに思えるんです……)ので、そこを今後もっと生かしてほしいなと。

 多分、その部分をもっと広げると、現在オマケ程度の感じになっているラブコメ要素がもっと重要になるのかなと思いました。

 以上、3話のレビューでした。

 次回は、広瀬アリスがメインの回! 一向に演技が上手くならない本田翼よりもヒロインらしい広瀬の回とあって、期待が膨らみます(笑)。来週も放送を楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

最終更新:2019/04/23 20:00
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