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霜降り明星・粗品が『IPPONグランプリ』惨敗……「真面目すぎて使いにくい」と正念場?

霜降り明星・粗品が『IPPONグランプリ』惨敗……「真面目すぎて使いにくい」と正念場?の画像1
フジテレビ公式Twitter(@fujitv)より

 昨年末の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)王者で、ピンでも今年の『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)で優勝した、霜降り明星・粗品が、4月20日放送の『IPPONグランプリ』(同)に出場。漫才、ピンネタで日本一となった粗品の大喜利の腕前はいかに……とお笑い業界が注目していたが、残念ながら予選ブロック敗退となってしまった。番組を見ていた、とある放送作家はこう話す。

「個性の強い出場者たちに囲まれて、かなり苦戦していましたね。6つ獲得した『IPPON』についても、温情采配のような印象もあって、番組の中では“いちばんスベっていた”と言っても過言ではない。唯一の救いは松本人志が粗品について『お笑いIQが高すぎるところがある』とコメントしていたことでしょうか。テレビの大喜利番組では伝わりづらい回答が多かったのは事実です」

 ここまでの芸人キャリアの中で順調に結果を残していた粗品にとっては、初めての挫折となった、今回の『IPPONグランプリ』。業界内では、最近の粗品、そして霜降り明星に対して、少々厳しい声も出ているようだ。バラエティー番組関係者は言う。

「霜降り明星は話題性も高いし、腕もあるのですが、いかんせん真面目すぎる。特に粗品の方は、あまりイジられるような要素もない。ネタ番組では問題ないんですが、通常のバラエティー番組の場合、真面目すぎるとなかなかうまく転がらない。そろそろ違った一面を見せてほしいところです。『IPPON』でも、トーク部分で何か引っかかりがあったわけでもないし、“イジられ役”という点では、粗品と同じく初出場だったさらば青春の光・森田哲矢のほうが断然オイシかった。今回は粗品の扱いにくさが出てしまったという感じです」

 輝かしい受賞歴が“ウリ”だった粗品が、『IPPON』で惨敗してしまったことは、今後のキャリアにも少なからず影響しそうだ。

「基本的に粗品は“センスの人”なのに、大喜利がダメだとなると、ストロングポイントがなくなってしまう。中堅クラスの芸人であれば、ネタや大喜利のセンスもそれなりにあって、体も張れて、フリートークもいけるという芸人はいくらでもいます。せっかくいい調子できていたのが、ペースダウンしかねない状況です。少なくとも、真面目すぎるキャラクターを払拭しないと厳しいかも……」(同)

 また、霜降り明星としては、急激に人気を高めるライバルの存在も気になるところだろう。

「いま、バラエティー番組関係者の間で一番注目されているのは、かまいたち。テレビ朝日の加地倫三プロデューサーに激ハマりしているということもあるし、芸人としてもオールマイティーで、いろんな番組が彼らにオファーしている状態です。もしもこのままかまいたちが一気に大ブレークしたら、霜降り明星の出番はかなり削られてしまうかもしれません」(同)

 2冠だからこそハードルが上がっているということもあるだろうが、まさかの正念場を迎えそうな霜降り明星の粗品。一刻も早く“真面目芸人”から脱却するしかなさそうだ。

最終更新:2019/04/24 08:00
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