爆笑問題・太田光だけじゃない!? 上下関係に厳しい芸人って……
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爆笑問題の太田光とぜんじろうの間の「芸歴どっちが上か論争」はいまだ収束せず、直接対決が近く実現しそうだ。芸人の世界では「1日でも先に入った方が先輩」といわれる。だが、これは特に関西の吉本興業のしきたりともいわれ、事務所によって異なる。関東の人力舎は比較的上下関係がゆるいとされる。そうした温度差が、例えば『オールスター感謝祭』(TBS系)での東京03と島田紳助氏の“恫喝騒ぎ”を招いてしまったともいえ、やはり良し悪しはありそうだ。ただ、関東芸人であっても芸歴に厳しい者は存在する。
「アントニオ猪木のものまね芸で知られ14年に亡くなった春一番は芸歴に細かい人として知られたようです。芸能界デビューは88年で、これは松村邦洋や爆笑問題と同期になりますが、実際には85年に片岡鶴太郎に弟子入りしており、本人としてはそこから芸人であったと自覚しているようです。そのため87年結成の浅草キッドが、ゆるい態度で接すると怒りをあらわにしたようですね」(芸能関係者)
さらに、TIMのゴルゴ松本も「芸歴厳しい芸人」として知られる。ゴルゴは野球の名門として知られる埼玉県立熊谷商業高校出身で、在学中には甲子園出場経験もある体育会系。現在は少年院でボランティア講演をして回るなど生真面目な性格で知られる。そんなゴルゴは、事務所の後輩芸人にマジギレしている。
「我が家の杉山裕之ですね。杉山といえば酒癖の悪さで知られ、一時は九州に実質左遷されていた時期もあります。杉山はゴルゴとの飲み会でも失礼をはたらき、『上下関係をわかっていない』ということでボコボコにされたそうです。ただ、それについては、事務所の大先輩にあたる中山秀征や恵俊彰にも目の前で『全然面白くない』と暴言を吐くなど、日ごろの失態が積み重なってゴルゴの怒りが爆発したともいえます」(同)
どこまで厳格にすべきかは議論が分かれるところだろうが、芸人の世界にもある程度の上下関係は必要だろう。
(文=平田宏利)
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