亀梨和也『ストロベリーナイト・サーガ』「ミスキャスト」批判以外にも残念部分が満載!
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キャストが薄っぺらい……重厚感が皆無!
竹内作品のリメイクとなった同作ですが、“サーガ”の文字がつくだけに、みな、新しい部分を期待していたようです。しかし、蓋を開けてみたら、1話は竹内作品のスペシャル版のリブート。それも、演出もあまり変わらず……。
みな驚きを隠せなかったようで、SNSには「サーガといいながらリメイクかよ」「前作が良かっただけに劣るよね」といった声が殺到。確かに前作が良かっただけにこの評価は仕方ないかも。多分、制作側もこういう批判があるのはある程度予測していたでしょう。
で、キャスティングですが、主人公を二階堂と亀梨に、ライバルで先輩刑事役に江口洋介。制作側は若さ重視でキャスト一新したのかもしれませんが、これもちょっと微妙な感じ。
前作は結構年上の俳優を起用し、安定した演技だっただけに、若いからか薄っぺらく感じるんですよね~。特に、二階堂はメンヘラとかサイコとかの役をやらせると、マジで上手いんですが、普通の女の子とかトラウマがありながらも強く生きる女性だと、急に棒っぽくなるんですよ(これ、結構前からおもってたんですが)。今回はやっぱり後者の方で、闇がある女刑事になりきれてない感がすごくて。ネットでも同じこと言われており、やっぱり、物足りないって感じみたいです。
う~ん。時間が経てば、新キャストに慣れるのかもしれませんが……。ちょっと、残念でした。
エグい描写が前作よりもマイルドに
竹内作品ではいたたまれない殺人描写や惨殺死体のシーンがよくあり、結構エグいシーンが連発。映画版はそれ以上にエグく、死体が連続して映るシーンや暴行シーンなどもあったんですが、今回はその辺がマイルドに。1話の殺人イベントのシーンも被害者の後ろから撮るなど、苦情に配慮しているのかなと。
別に配慮するのはいいんですが、エグい事件がメインとなっているだけに、ここもやっぱり前作に劣る感が……。
ただ、竹内作品の前作から何年も経っており、放送基準も厳しくなっているので、このような抑えた演出はしかたないのかと。
制作側もギリギリの間で作っているのかもしれませんし、その努力はすごいと思います。
救いは映像化未作品があること
批判が多い同ドラマですが、救いがひとつ。菊田がメインの『ブルーマーダー』など映像化未作品があるというところです。
まあ、大半は竹内作品で映像化してしまったために、リメイクしなければなりませんが、後半では多分オリジナル作品が多くなるはず!(と願いたいです)
そこを楽しみに、姫川と菊田の関係が深まっていく様子を見せるリメイク回を見るというほうが、いいかもしれません。
以上、1話のレビューでした。
前作が良かったためにあまり評判の良くない同ドラマ。ですが、まだ1話。これからどんなオリジナリティをみせてくれるのか、期待したいところです!
(どらまっ子KOROちゃん)
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