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沖縄国際映画祭、改元が影響し取材が激減か 「過去最低の盛り上がり」との予測も

沖縄国際映画祭、改元が影響し取材が激減か 「過去最低の盛り上がり」との予測もの画像1
『島ぜんぶでおーきな祭-第11回沖縄国際映画祭-』公式サイトより

 毎年恒例となっている吉本興業主催の沖縄国際映画祭が、今年も4月18日から21日に開催される。毎回、沖縄に吉本所属の芸人たちが集結し、さまざまなメディアを巻き込んで盛り上げようとしている同映画祭だが、今年は少々厳しい状況となっているようだ。

「沖縄国際映画祭はプログラムや出演ゲストが確定するのに時間がかかって、いつもギリギリになってから情報がメディアに流されてくるんですが、今年は例年に増して情報が出てくるのが遅かったんですよ。そのせいもあってか、沖縄に取材に行くメディアが少なめになりそうだという話を聞きました」(出版社関係者)

 また、今年は上映作品が小粒で、ゲストも決して豪華ではないという。

「はっきり言って、今年は目玉となるような作品がなく、レッドカーペットを歩くゲストも残念ながら地味。ワイドショーで積極的に扱ってもらえるような『スキャンダル担当』ゲストもあまりいないということもあって、取材が少なくなってしまいそうです」(同)

 さらに、5月1日の皇太子さまの新天皇即位と改元も、報道陣の集客に少なからず影響しそうだ。

「平成が終わって令和の時代が始まるということで、週刊誌などは平成を振り返る大特集を組んでいることが多く、スタッフたちもかなり忙しそうにしています。そうなると、沖縄に取材に行くというのはなかなか難しいし、そもそも平成振り返り大特集でページが埋まっているので、ほかの記事にページを割くことができない。しかも、今年はGWの連休が長く、マスコミ各社は例年とは異なるスケジュールで動いているため、時間的な余裕がなく、そう簡単には動けないという事情もあります」(同)

 どうやらこれまでよりもメディアで取り上げられる機会が減ってしまいそうな、今年の沖縄国際映画祭。吉本は何か秘策があるのだろうか?

「おそらく例年通りなのでは。吉本芸人がMCを務めるいくつかのバラエティー番組を沖縄から放送するくらいで、あとは現地での小規模なイベントばかり。それこそピエール瀧の出演作であったり、『新しい地図』絡みの作品であったりが上映されれば、大きな話題になったんですが、そういったものもナシ。今年は相当静かな映画祭になりそうです。それこそ過去最低の盛り上がりになってしまうかもしれません」(同)

 毎年のように「今年で終わり」と言われながら、11年も続いている沖縄国際映画祭。今回あまりにも盛り上がらなかったら、今度こそ終わりになるかも?

最終更新:2019/04/18 08:00
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