『特捜9』『緊急取調室』が好発進! 4月期もテレ朝の刑事ドラマが席巻か?
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4月期の連続ドラマが次々にスタートしているが、テレビ朝日系の刑事ドラマが絶対的な強さをみせている。
V6・井ノ原快彦主演『特捜9 season2』、天海祐希主演『緊急取調室 3rd SEASON』が共に15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率で好発進。同じく好スタートを切った、フジテレビ系の“月9ドラマ”『ラジエーションハウス』(窪田正孝主演)の初回12.7%に大差をつけた。
『特捜9』は昨年の『season1』で平均14.0%をマーク。『緊急取調室』は『1st SEASON』(14年)で12.9%、『2nd SEASON』で14.1%を記録しており、過去の実績からして、今シーズンも高い数字を残すのは濃厚だろう。
また、テレ朝では18日より、『相棒』(水谷豊主演)と並ぶ鉄板ドラマ『科捜研の女 SEASON19』(沢口靖子主演)がスタートする。今シーズンは同局の「開局60周年記念」として、異例の通年放送となる。テレビが庶民の最大の娯楽だった時代ならともかく、現代で通年とは、いささか長すぎて、途中“飽き”がくる懸念もある。しかし、これまで18シーズンにわたって、根強い人気を誇ってきた同ドラマだけに、安定した視聴率をマークすることになりそうだ。そうなると、4月期は他局の追随を許さず、テレ朝の刑事ドラマ3作が席巻することになるだろう。
1月期は、民放プライム帯の全ドラマの中で、沢村一樹主演の『刑事ゼロ』(テレ朝系)が11.6%を獲得して、首位に立った。昨年10月期から2クールまたいだ『相棒season17』は全話平均15.3%で安定のフィニッシュとなった。
多くの人気シリーズを抱える同局の刑事ドラマは、今期も強さを発揮することは間違いないだろう。
(文=田中七男)
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