「台湾独立国」発言の山下智久が、中国で“永久封殺”の危機! 公開土下座もありうる⁉
#中国 #山下智久 #台湾
主演ドラマ『インハンド』(TBS系)の初回視聴率が11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と順調なスタートを切った山下智久だが、中国メディアが山下に関する不穏なニュースを伝えている。
「観察者網」(4月15日付)によると、今月12日に放送されたバラエティ番組『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に山下がゲスト出演した際の発言をめぐり、中国で批判の声が高まっているというのだ。
番組内で山下が海外に友人が多くいるという話題になった際、その国籍について「アメリカ、中国、タイ、韓国、台湾、マレーシア」と発言。台湾を国籍として挙げたことが、「一つの中国」を主張する彼らの気分を逆なでしてしまったようだ。
同番組の放送直後から、中国版Twitter「微博」やチャット「微信」などのSNSでは、山下の発言部分を切り取った動画が中国語字幕付きで拡散された。ところが15日午後5時現在、SNS上から問題の動画は削除されつつある。また、複数の動画投稿サイトにアップされていたフルバージョンも、同じく削除されている。
これについて、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は「中国共産党の立場に反する問題発言を重く見たSNSや動画投稿サイトの運営会社が、自主規制をし始めたのでしょう」と話す。
一方、昨年6月に開設され、いまや143万人のフォロワー数を誇る山下の微博アカウントにも異変が起こっている。コメント投稿欄には、「ずっとあなたのファンだったのに残念。もっと勉強してください」「台湾は国ではないです、中国の一部です。ちゃんと謝罪してください」「中国と台湾は一つの国です。ファンの期待を失いました」などの批判コメントが数多く寄せられているのだ。
中国進出を果たすアイドルや芸能人にとって、こうした政治問題は非常にデリケートな「地雷」となってきた。2015年、人気女性アイドルグループ・TWICEのメンバーで台湾出身のツウィが、中華民国の国旗を持ってメディアに出演したことから、「ツウィは台湾独立派」というレッテルが貼られ、中国でのイベントやCM出演が中止に追い込まれた挙げ句、公開謝罪を余儀なくされた。
最近は中国で映画やCMへの出演を果たし、今後の活躍も大いに期待されていた山下だけに、ジャニーズ事務所にとっては事態収拾を急ぎたいところ。状況次第では、山ピーの公開土下座もあり得る⁉
(文=青山大樹)
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