アンジュルム「アッチャアッチャダンス」ひそかに話題に……第2の“いいねダンス”になれるのか?
#ハロプロ #アンジュルム
アイドルグループ・アンジュルムの楽曲「恋はアッチャアッチャ」に登場する「アッチャアッチャダンス」がファンの間でひそかに話題だ。
「恋はアッチャアッチャ」は、4月10日リリースされたアンジュルムのシングル「恋はアッチャアッチャ/夢見た 15年」の収録曲。そのサビのダンスが「アッチャアッチャダンス」と呼ばれている。
「『恋はアッチャアッチャ』はインドテイストあふれるコミカルなダンスナンバー。サビの『もうちょっともうちょっと』と繰り返す歌詞に、人さし指と親指で輪っかを作って腕を前に出しながら、頭を横に傾けるシンプルかつ印象的な振り付けがあって、それを『アッチャアッチャダンス』と呼んでいます。誰でも簡単にマネできそうだけど、いざ踊ってみると意外と難しいという、なかなか奥深いダンスです」(音楽ライター)
このシングルは、アンジュルムのリーダーである和田彩花の卒業シングルということもあってか、積極的な宣伝を展開している。
「メンバーたちがいろんなスポーツ選手や女子高生、駅員などのコスプレをしたミュージックビデオもカオス感があって、こちらもファンの間ではかなり話題になっていますね。テレビCMでの露出も多いし、SNSを使って拡散を狙うキャンペーンを行っている。ほかのハロプロメンバーたちが『公式アッチャアッチャ応援隊』として登場するスピンアウト的MVも話題になっているし、本当にいろいろな施策をしています。それこそ、昨年流行したDA PUMPの『U.S.A.』のようなバズりを期待しているようです」(同)
徐々に注目を集め始めている「アッチャアッチャダンス」だが、いまのところ、「U.S.A.」の「いいねダンス」のように大きく拡散しているわけではない。その理由について、広告関係者は以下のように語る。
「まず『U.S.A.』の場合は、そこまで宣伝に力を入れておらず、特に説明らしい説明もないので、ネットユーザーが『なんじゃこれ?』となって、SNSで拡散されやすかったんです。でも、『アッチャアッチャ』の場合は、しっかり狙ったうえで宣伝しており、ちゃんとお膳立てができている。だから、初見で『なんじゃこれ?』となっても、周囲の情報を集めれば、どういったものなのかある程度理解できるんです。そういう意味では、面白いと感じてもSNSで拡散せずに、自己内で“消化”してしまうネットユーザーも多いのかもしれません」
また、こういった“バズりモノ”は、ネットで話題になった後にテレビが追随し、さらに大きなブームになっていくというパターンが多い。
「『U.S.A.』も『ピコ太郎』も、ネットではやった後に本人たちがテレビに出て、楽曲を披露する機会が多くありました。というのも、DA PUMPにしても、古坂大魔王にしても、そこまで大ヒットすることを想定していないから、スケジュールに余裕があって、テレビ出演のオファーがあるとすぐに対応できたんですよ。でも、アンジュルムの場合は、現在ツアー中で、ニューアルバムの発売も控えていてそのプロモーションもある。そして和田の卒業に向けて、どんどん忙しくなっていく時期で、すでにスケジュールが詰まっている状態なんです。そう考えると、ここから急激にテレビ出演を増やすというのも、簡単ではない。活動が忙しいのは仕方ないけど、少々もったいない部分ではあります」(同)
女優の蒼井優と女優・モデルの菊池亜希子がダブル編集長を務める公式アーティストブック『アンジュルムック』(集英社)が5月24日に発売されるなど、「アッチャアッチャダンス」以外でもさまざまな話題を振りまいているアンジュルム。まさに、今こそ大きくブレークする大きなチャンスだといえそうだが、果たして結果を残せるのだろうか……。
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