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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

加藤綾子に報道は無理!? 『Live News it!』不調で、早くも降板説が浮上中

【校正待ち】加藤綾子に報道は無理!? 『Live News it!』不調で、早くも打ち切り説が浮上中の画像1
フジテレビ系『Live News it!』番組公式サイトより

 4月1日から古巣フジテレビ系の夕方の報道番組『Live News it!』のキャスターに就任したカトパンこと加藤綾子。しかし、視聴率は上がらず、早くもピンチに陥っている。

 前身の『プライムニュース イブニング』は、倉田大誠アナ、島田彩夏アナ、反町理解説委員がキャスターを務めていたが、視聴率低迷が続き、フジはテコ入れのため新番組としてリニューアルすることを決定。目玉キャスターとして、フリーになってからも人気が衰えない加藤を抜擢した。その際、1本の推定ギャラは100万円、単純計算でも週500万円、年間2億円以上という破格なギャラを提示したとされ、局の女子アナからは「そんな価値があるのか」と批判の声が上がっていたという。

 実際、加藤のキャスターとしての実績はほとんどゼロ。局アナ時代に『めざましテレビ』のキャスターとして活躍したが、『めざまし~』は報道というよりは情報バラエティで、フリー転身後も女優挑戦ほか、バラエティでの活躍が中心だった。

 それだけに、「本当にキャスターが務まるのか?」と不安視されていたが、その不安が的中した。加藤がキャスターを務めた初日は、新元号発表という“ご祝儀ネタ”が決まっていたため、フジは前身の『プライムニュース イブニング』の1カ月平均視聴率4.4%の倍を上回る数字を期待していたのだが、結果は4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。他局の夕方のニュース番組は、日本テレビが13.2%、テレビ朝日が8.2%、TBSが7.0%なので、民放で最下位だったのだ。

 その後も視聴率は横ばいで、局内からも「加藤起用は無謀だった」とため息が漏れてくる。ライバル局の報道関係者も、「番組内容は、前身の番組とほとんど変わっていない。バラエティならともかく、加藤を報道番組の“客寄せパンダ”に起用したことが間違ってますよ」と指摘する。

 それにしても、報道志向だったという話も聞かない加藤が、なぜニュース番組のキャスターを引き受けたのか。

「もちろん、高額なギャラもあるでしょうけれど、いちばんは、『さんまのホンマでっか!?TV』を降板する口実のためではないかと言われています」(事情に詳しい記者)

 加藤といえば、かねてより明石家さんまから、猛烈なアプローチを受けていることが伝えられてきたが、プライベートでの交際を断って以来、局の上層部に「『ホンマでっか』を降板したい」と直訴していたという。ところが、さんまが首を縦に振らないため、降板の口実を探していたところ、キャスター就任のオファーが舞い込んできたというのだ。番組が軌道に乗れば、キャスター業専念を理由に降板するつもりでいたようだが、早くも“キャスター失格”の烙印が押され、このまま低視聴率が続けば、『Live News it!』のほうを降板させられかねない状況だ。

 視聴者からも「カトパンはバラエティ色が強すぎて、報道には向いていない」という声が根強く、バラエティタレントに逆戻りする可能性も捨てきれない加藤。“さんま離れ”は遠のいたようだ。
(文=本多圭)

最終更新:2019/04/11 23:00
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