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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 佳子さまに母・紀子さまイライラ募る
週刊誌スクープ大賞

佳子さまのHIPHOPダンスは「皇族にふさわしくない」? 母・紀子さまのイライラ募る……

佳子さま VS 紀子さま

 先週の金曜日に神戸で取材があったので、終わってから京都に行って泊まり、翌日、桜を見に嵐山へ行ってみた。

 まださくらは8分咲きだが、渡月橋の周辺は見事な桜が競い合い、春爛漫とはこういうことをいうのだと、見とれた。

 だが、桜の数より多いのは、中国人を含めた観光客である。渡月橋はさながら満員電車のようだった。

 京都にはそこここに着物のレンタルがあり、派手なピンク色の着物を着た女性たちが、大股で歩いている。

 その手には、アイスや饅頭、トウモロコシが握られ、食べ終わればどこへでも投げ捨てていく。

 私も京都には何度も来ているが、これほどの人間を見るのは初めてである。だが意外なことに、そば屋や和食の店などは、思ったほど混んでいない。

 少し前までは、爆買いなどといわれたが、今来ている中国人は、その頃とは様変わりしているのだろう。

 タクシーの運転手に、「観光客が多くて、忙しくてしょうがないのでは」というと、「それよりも混雑していて、目的地に着くのに時間がかかって、儲かりません」というのだ。

 夜の高瀬川は桜の名所だが、夜中になってもすごい人で、ゆっくり散策などしていられない。

 観光立国などと囃し立て、受け入れ態勢もないまま、中国や東南アジアからツアーの観光客を招いても、迷惑するのは地元の人間と、われわれのような京都の風情を楽しみたい人間である。

 調べてみたらいい。外国人観光客が増えて、市内の飲食店の売り上げがどれぐらい伸びたのかを。

 桜や、枯山水の庭を巡る楽しみがなくなれば、国内の観光客は減っていくに違いない。

 何とかのグルメという番組で取り上げられた店が、放映直後は満員になるが、しばらくたつと、そうした連中もいなくなり常連客も来なくなる。中には潰れてしまうところもあるそうだ。

 来てはいけないというわけにはいかないが、何らかの策を講じないと、「そうだ京都へ行こう」とならなくなる。

 それに、観光寺のあくどさだ。仁和寺へ行ってみた。そこは3種類のチケットを売っていて、桜だけ、寺の中に入れる、館内にある宝物殿に入れるとに分かれている。

 私は、御室桜にしか興味がないので、桜だけを見られる券だけ買ったが、何のことはない、今年はほとんどまだ蕾で、一本しか咲いていなかった。

 それなら、まだ桜には早いですよといってくれればいいのにと、腹が立ってすぐに引き上げた。

 今度来るときは、真冬の京都にしよう。そう思いながら新幹線に乗って帰ってきた。

 東京の中野の桜並木は、今が盛りであった。

 現代は、社外取締役や指名委員会など、日産が外部の人間を入れて、ゴーンのような人間を出さないようにしようといっているが、ちゃんちゃらおかしいと書いている。

 日産の社外取締役は3人だが、元カーレーサーの井原慶子、今一人は元経産省の豊田正和、今一人がルノー出身のドゥザンだそうである。

 これでは、社内で何が起きているのか、どういう問題があるのかなど、分かるはずはない。

 単なるアリバイ作りといわれても仕方あるまい。

 先日、丹羽宇一郎元伊藤忠会長、元中国大使と会い、話を聞いた。彼も、いくつもの社外取締役をやったが、とても他人様の会社のことなどわからないし、こういうものはやめた方がいいといっていた。

 日産も、ゴーン体制でヌクヌク生きてきた連中が偉くなり、そうした人間は、ゴーンがどんなことをやっているのか知っていたはずなのに、何もいえなかった。

 ましてや社外の人間が口を出せることなどない。

 丹羽さんは、トップに立つ人間は「会計」の勉強をするべきだという。社を運営していくのも、社のどこかがおかしくなっているのかも、会計がわかれば見えてくる。

 今のトップたちは、会計がわからない人間が多すぎる。たしかにそうだと思う。

 そのカルロス・ゴーン日産自動車前会長が4月4日朝、会社法違反(特別背任)容疑で東京地検特捜部に再逮捕された。「中東オマーンの日産販売代理店に送金した約5億6300万円の日産資金を自らに還流させて、日産に損害を与えた疑い」だと朝日新聞DIGITAL(4月4日16時30分)が伝えている。

 逮捕の直前、ゴーンは「私は無実」だが、「私は90%の確率でこれから逮捕されるだろう」と、仏民放ニュース局LCIのインタビューに答え、「自身が『外国で恐ろしい状況に巻き込まれている』、『仏市民としての私の権利が擁護されるよう、仏政府に訴えたい』」(朝日新聞DIGITAL4月4日19時05分より)と語ったという。

 何やら、東京地検特捜部とゴーン側の「面子合戦」の様相を呈してきたようだ。

 お次は「佳子の乱」である。今週の文春は、ダンス練習に打ち込みHIPHOPダンスが得意な佳子さんに、そうしたダンスは皇族にふさわしくないという考えを持っている母親・紀子さんが強く反対して、以来、眞子さんの結婚問題もあり、「母娘断絶状態」だそうである。

 母親の意に背く姉妹、そのイライラを出入りの人間たちにぶつける紀子さんの間で、苦悩しているのが秋篠宮さんという構図になる。これからどうなるのか予断は許さないようである。

 次は新潮から。私は『コブラ』という漫画を読んだことはないが、週刊ジャンプで1978年から84年まで連載され、全世界での発行部数は5000万部を超えるというから、凄い。

 それを書いたのは手塚治虫のアシスタントをしていた寺沢武一(64)だが、98年に人間ドックで悪性脳腫瘍が見つかり、手術の後遺症で左半身が麻痺して、現在は車椅子生活を余儀なくされているそうだ。

 まだ若いのに可哀想だと思うが、この御仁、性的欲求は半端ではないようなのだ。

 寺沢からアシスタントをしてくれと頼まれた葵正美(仮名)の話によると、漫画を描くどころではなく、失禁した体の世話や食事の世話などで、忙殺されたという。

 それだけではない。週に何回か愛人が訪ねてきて、彼女が来るから部屋に入るなといわれ、SEXの後の処理までやらされるようになったというのだ。

 彼女が来ないときには、テンガという自慰のための器具を使って行為に及ぶのだが、その器具を開封するのも彼女の役目だったそうだ。

 介護のために体を密着させると、彼女のズボンに手を入れ性器に触ろうとする。陰部を洗浄した後は、毎回舐めてくれといってくるそうだ。

 これ以上は書くに忍びない。アシスタントの仕事などほとんどなく、まるでセックスボランティアのようなものである。

 介護ジャーナリストの小山朝子は「高齢になると前頭葉が老化して、性欲が制御しにくくなることもある」という。老人ホームなどで、看護士や隣の部屋の女性に襲い掛かる高齢者も珍しくはないらしい。私もそうなったら、どうしたらいいのだろう。考えるだけで憂鬱になる。

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