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古舘伊知郎、半年ぶりに民放レギュラー獲得も……名古屋ローカル番組で“都落ち”の印象拭えず

古舘伊知郎、半年ぶりに民放レギュラー獲得も……名古屋ローカル番組で都落ちの印象拭えずの画像1
古舘プロジェクト公式サイトより

 民放のレギュラー番組が“ゼロ”に陥っていた古舘伊知郎が、3日より、名古屋・CBCが制作する情報番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!』の水曜コメンテーターに就任し、半年ぶりの民放レギュラーを獲得した形だが、“都落ち”の印象が拭えない。

 2004年4月から長きにわたり、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターとして君臨していた古舘だが、16年3月いっぱいで同番組を降板した。その後、古舘を三顧の礼で迎えたのがフジテレビで、同11月より、『フルタチさん』『トーキングフルーツ』がスタート。さらに、17年4月から、『人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!』(現『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』、NHK総合)、『おしゃべりオジサンと怒れる女』(後に『おしゃべりオジサンとヤバい女』、テレビ東京系)が始まり、一時は4本のレギュラー番組を持っていた。

 しかし、日曜ゴールデン帯に鳴り物入りでスタートした冠番組『フルタチさん』は開始早々から爆死続きで、わずか10カ月で打ち切り。その代わりに、同11月より、金曜ゴールデン帯で『モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~』が放送開始した。

 だが、いずれの番組も長続きせず、18年3月で『トーキングフルーツ』が、同9月で『おしゃべりオジサンとヤバい女』、『モノシリーのとっておき』が終了。これで、古舘のレギュラー番組は『日本人のおなまえっ!』のみとなり、民放レギュラー番組が全滅していた。

 古舘は昨年10月期のTBS系連続ドラマ『下町ロケット』に俳優として出演したが、同ドラマで共演した『ゴゴスマ』司会者のCBC・石井亮次アナがラブコールを送り、同番組への出演が決まったという。

『ゴゴスマ』は13年4月から、名古屋のローカル番組としてスタート。15年春より、関東のTBSでも放送を始めた。4月からは、IBC岩手放送、富山チューリップテレビ、熊本放送も放送を開始し、ネット局は11局に増えたが、いかんせんしょせんはローカル番組にすぎない。

「『ゴゴスマ』はネット局が増えたとはいえ、名古屋以西の西日本では、山陰放送、テレビ山口、熊本放送の3局しかカバーしておらず、ローカル番組の域を出ません。古舘もレギュラー番組が多数あって、多忙の身ならば、『ゴゴスマ』のレギュラーオファーなど受けないでしょう。テレ朝の看板報道番組『報ステ』のMCを12年もやった古舘が、名古屋ローカルの番組、しかもコメンテーターとしてに出ている姿には、“都落ち”の印象を拭えませんね。ただ、出演料は在京キー局並みのようです」(テレビ局関係者)

 今でも一定の人気を保っている古舘だが、『報ステ』降板後に持ったレギュラー番組がいずれも振るわなかったとあって、在京キー局は、古舘の起用には慎重にならざるを得ないだろう。となれば、今後、古舘の姿をローカル番組で見る機会も増えるかもしれない。
(文=田中七男)

最終更新:2019/04/04 22:30
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