『あいのりAJ』シーズン2を見終わった、正直すぎる感想
#あいのり #Netflix
人気恋愛ハウツーブログ「ハッピーエンドを前提として」(https://www.zentei-happy-end.com/)のウイさん(36歳未婚彼女ナシ)が、青春時代に夢中になった『あいのり』の新シリーズをウォッチ!
<※これまでのあらすじはこちらから>
#21 加速していく、“でっぱりんのため”の『あいのり』
劇団主宰・桜子に素直な気持ちと、想いを込めた手作りケーキ、チケットを手渡したパティシエ見習いのトム。運命の朝、トムの「寝れた?」に対する、桜子の「寝れてない。ははははは」の返事。笑顔がステキで、一瞬(まさか告白OKなの?)と思ってしまいましたが、やっぱりダメでしたね。わずかな可能性もありませんでした。告白を断る振る舞いも完璧で、涙と笑顔を織り交ぜながらこれまでの感謝を口にし、ちゃんと振りました。めちゃくちゃ上手な振り方です。僕はトムのことずっと嫌いでしたが、本音でぶつかった告白と最後に泣かなかった姿に、めちゃくちゃ好感度ブチ上がりました。相手が22歳くらいだったら告白は成功していたのかもしれませんが、桜子は26歳。男性に安定感を求めるのは、致し方ありません。
トムを振った桜子も、直後にラブワゴンからリタイアします。キルギスが最後の国であり、残ったメンバーのメンツを考えると当然の選択です。用意されていたシナリオだったかのように、別れのシーンも妙にあっさりしています。できれば、桜子のようなタイプがどんな人を好きになるのか見守りたかったです。残った、暴走博多娘・でっぱりんと美容学生・みゃあは絶対に仲が悪いと思いますが、桜子がいなくても大丈夫でしょう。トムと桜子、お疲れさまでした。
これででっぱりんの、でっぱりんによる、でっぱりんのための最終回に向けた準備が整いました。最終回に向けて、でっぱりん劇場の準備が着々と進んでいるように見えます。みゃあと美容師・英クン なんて、モブキャラ扱いになっています。残念で仕方ありません。そんで、いる? 新メンバーの『あいのり』ADのたいぞー。キーマンにもならないし、存在感もない。もう絶っっっ対にいらないんですよ。多くの視聴者も、登場時から「いる?」ってなってますって。スタジオメンバーも、たいしたイジリもしないし。
でっぱりん最後の試練の場所には 、天山山脈が選ばれました。標高4,000メートル。頂上までの往復に4日間かかります。きっと、山頂か下山後にでっぱりんがじゅんきに告白してフィナーレでしょう。
一時はでっぱりんと両想いになりかけた英クンさえも「でっぱりんへの感情が薄れていくのを感じる」と言いだす始末。ダークホースもいないし、 番狂わせも起きないでしょう。僕だけではなく、きっと多くの視聴者が、この先を容易に予測できた展開です。
登頂に備えて、ロッククライミングの練習をするメンバー。順調にコツをつかんでいくメンバーの中、またもやでっぱりん劇場が。岩場に吊られただけで「怖い」と「無理」を連発し、パニックになり「大っ嫌い!」と叫びます。車の運転や登山はその人の本質がよく現れると聞いたことがありますが、本当によく出ています。得手不得手もあるし、恐怖はしょうがない。でも、ここでガイドさん相手 にわめき散らすのが、よくないと思うんですよね。山岳ガイド・アレックスさんの「君は、少し冷静になったほうがいい」という言葉が、これまでのでっぱりんのすべてを表しているような気がします。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事