プロ野球界で“第2の松坂大輔”事件勃発! 選手・関係者が嘆く「ファンの質低下」
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怒りのツイートをするのも無理はない。元ロッテ捕手でプロ野球解説者の里崎智也氏が2日夜、自身の公式Twitterを更新。東京ドーム内を移動中、ファンから腕をつかまれて引っ張られたと“被害”を報告した。
冒頭で「結局変わらないのかな?」と切り出した里崎氏は、この日、ニッポン放送の野球中継の解説を担当」。試合終了後、放送ブースから移動した際に出待ちのファンからサインを求められ、混雑した状況から「全員には対応できない」と思い断ると「かなり強い口調でサインと言われながら右腕上腕を強く鷲掴みされ引っ張られた」(原文ママ、以下同)という。「痛って感じで終わった」とケガなどはしていないようだが、同時に「世界のスーパーアスリートに同じような事があれば許されないので敢えて言わせてもらいました」と、怒りを滲ませながらツイートした。
プロ野球ファンが腕を引っ張る事件といえば今年2月、中日の松坂大輔投手が沖縄・北谷のキャンプ敷地内を移動中、ファンと接触した際に腕を引っ張られ、それが原因で故障したことが記憶に新しい。里崎氏が「変わらないのかな?」と投げかけたのも、この一件をファンがいまだに反省していないと判断しているからだ。
球界関係者は「正直に言うと、モラルが守れないファンは年々増えている感覚がある」と話し、「特に駅やタクシー乗り場、球場周辺など公共の場所で選手や球界OBなどを待ち伏せする熱心なファンに、その傾向が強い。今はSNSで誰がどこで何をしているかがリアルタイムで情報入手できるため、動きも読みやすい。選手の中には『また、アイツがきた……』とマナーの悪いファンを携帯カメラでばれないように撮影、仲間内のLINEグループで共有している例もあると聞いています」と顔を曇らせる。
取り返しのつかない事件や事故が起きてからでは遅いのだ。
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