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今年もたくさん集まったエイプリルフールネタ……もうみんな面白がっていない事実

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※イメージ画像

 新元号の発表とかぶった2019年のエイプリルフール。今やエイプリルフールとなれば、さまざまな企業が公式サイトで“楽しいウソ”を発表をするのが定番。今年もケンタッキーフライドチキンが「骨だけケンタッキー」を発売。ミッキーマウスがアベンジャーズ加入などのネタが投じられた。

 だが、例年に比べて注目度はイマイチだった様子。これは、新元号の発表とかぶってしまったからなのか……。

 エイプリルフールに企業などがウソ発表を実施するのは、世界各地で行われている年中行事。国内でも「東京新聞」は2001年から継続的にエイプリルフールのネタ記事を投入している。

 インターネットが普及してからは、発信がやりやすくなったこともあってか、世界中のさまざまな企業もこれに参入し、手の込んだ悪意のないウソを仕掛け、ネット上で楽しまれるようになった。

 だが、すでに一時の勢いは失われている。

「数年前までは、4月1日には、どこの企業がどんなネタを投入してくるのだろうと期待している人も多かったと思います。でも、今となっては目新しさがありません。みんな慣れてしまっているから、考え抜いたネタを投入しても思ったほどにウケないんです。一発ネタのためだけに、わざわざ凝ったページを制作する費用対効果は薄れていると思いますよ。毎年、このために時間を割くのが義務みたいになっていて、やっているほうも楽しくなくなっているんじゃないでしょうか」(広告代理店)

 苦労して作ったはいいけれども「ああ、エイプリルフールか」とチラ見される程度では効果なし。来年以降はさらに低調になりそうだ。
(文=是枝了以)

最終更新:2019/04/02 22:30
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