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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 佳子さまのメディア批判に週刊誌は?
週刊誌スクープ大賞

眞子さま・小室圭さん問題で「佳子さまの乱!」堂々“メディア批判”に週刊誌はどう答える?

未だ解決しないNGT48暴行事件

 文春はまた今週も小池都知事が、自分が延命するためにどんどん予算をバラまいている実態を報じている。

 中でも、18年度補正予算に盛り込まれた公立小中学校体育館に冷暖房を設置するという、公明党の要望を、財務局が査定ゼロにしたのに、小池都知事の査定で、約99億円も付けたというのである。

 小池にとって公明党は命綱のようなもの。だからなんでもいうことを聞く。こんなことばかりやっていて、都民はほったらかしでは、再選は絶対にない。

 さて、GACKTというタレントがいる。私から見れば、普通のタレントだが、やれ味の違いがわかる、何でもよく知っているなどと、一味違った大物タレントのように扱っているテレビ局があるという。

 だがこの男、文春によれば、仮想通貨業者のブラックスターが手がけている仮想通貨「スピンドル」の広告塔になり、今買えばめちゃめちゃ儲かるといい、50億円以上を集めたそうである。

 しかもこのブラックスターは、仮想通貨の売買・交換などを行う金融庁への登録をしていないそうだ。

 購入した者の中には、大損したのもいるそうだが、GACKTらは上場直後、約7000万円も売り抜けていたというのである。

 これって詐欺じゃないのか? ゆめゆめ騙されないように。

 韓国の空港で泥酔した挙句、「アイ・ヘイト・コリアン」と怒鳴り、空港職員らに殴りかかった厚生労働省の武田康祐賃金課長(47)には呆れた。

 それも、文春によれば、国家公務員が海外渡航する際には事前に届け出が必要なのだが、それもしていなかったというのである。

 日韓関係が最悪の中、このような愚行を働けばどうなるか、この男には分からなかったらしい。

 厚労省も調査して厳正に対処するといっているから、処分の成り行きに注目しよう。

 ところで太田三砂貴という24歳の男性がいるそうだ。この人何とIQが、日本で一番高い188もあるというのである。

 東大生の平均が120といわれるそうだ。何しろ現代によれば、幼稚園児の時に、ひらがなのブロックや幾何学模様のメダルに夢中で、「世の中の美しい形には、ある一定の比率」、つまり黄金比に気づいたという。

 ピアノやヴァイオリンも習わずに弾け、交響曲まで作曲してしまう。

 こんな人間なら、東大か何かに入り、一生が保証されていると思うのだが、そうではないと現代はレポートしている。

 まず、高卒の両親は、教育方針から大学には行かせなかった。

 それに、今の東大の入試は暗記が主だが、彼は暗記が苦手なのだそうだ。

 今は、学位を取るために、地方国公立大学を目指して浪人中だという。

 何ともおかしな話だが、やはり親の都合で、高いIQを持ちながら、大学を出なかったため、その後の人生に苦しんでいる人もいる。

 日本という社会は、大学さえ出ていれば、高卒の優秀な人間に出世で負けることはそうそうない。おかしいじゃないか。学校など行かなくても才能があり、人類のために大きな仕事をした人間はたくさんいる。

 かえって大学にいるのは無駄だと考え、自分のやりたいことをやり、それで名を成したほうがいいのに、日本のやり方はそうなっていない。

 これでは、真の天才は出てこない。そう思う。

 イチローの引退は日本中を沸かせたが、一人だけ蚊帳の外にいたのがイチローの父親、鈴木宣之(76)であった。

 文春によれば、東京ドームに見に行き、試合の直前、イチローの妻の弓子夫人が来て、「お義父さん、今日試合が終わったら引退します」と告げたという。

 彼は、チチローといわれ、文字通り精魂込めてイチローを育て上げた。

 一卵性双生児のように仲の良かった時期もあったが、弓子と結婚するのに大反対したため、以来疎遠になったという。

 だがそのイチローも、引退を発表してから変わってきたそうだ。

 弓子夫人から、「ゴルフを一緒にやりたいといっています」と伝えられ、近々、やる予定だそうだ。

 現代は、会見でイチローが「僕は人望がないから監督は無理」だといったことにこだわり、本当にそうか検証している。

 イチロー、野茂英雄、長谷川滋利、田口荘などの教え子をメジャーに挑戦させた名伯楽・仰木彬監督は、大酒のみで女性関係も派手だったが、人望はあった。

 イチローはそういうタイプではないが、スポーツジャーナリストの二宮清純のいうように、「監督に向いているかどうかは、選手本人にはわからないことだ」。オレ流の落合博満だって、監督で4回も優勝している。

 イチローの監督姿も見てみたいものである。

 ところで、東京福祉大学というのはひどいところだ。昨年1年間で受け入れた約2700人の研究生のうち、約700人が姿を消してしまったというのだから。

 初め聞いたときは、この700人が集団自殺でもしたのかと思った。

 そうではなく、この大学にいても日本でいい職に就けることなどないと、集団で逃げてしまったそうだ。

 学生を収容するために、コンビニの2階や、銭湯まで借りあげていたという。

 なにしろ、大学の創設者で事務総長を務めた中島恒雄は、08年に女性職員への強制ワイセツで実刑判決を受けたが、収監中にも、「留学生をたくさん取れ」と指示していたそうだ。

 入れてしまえば、後はどうなろうと知ったことはない。こんなところへ入れられた留学生たちが哀れである。

 NGT48の山口真帆(23)が、アイドルたちを食い物にしている連中に暴行された事件は、一向に収まる気配がない。

 その理由の最大のものは、運営会社のASKの無責任極まる対応のためだが、第三者委員会の調査報告書が出たのにもかかわらず、その説明を父兄にしている間にも、山口は「何で嘘ばかりつくのでしょうか」とツイッターで反論していた。

 嘘で塗り固めて事態を収めようという運営側と、それに納得しない少女たち。メディアも企業も、ここから離れていっている。

 こんな商法を生み出した元凶の秋元康は、陰に隠れて出てこない。これこそが、この商法のいかがわしさを物語っていると思う。

 LIXILというのは、イナックスとトステムというのが統合してできたそうだ。今やグループ全体で社員6万人の大企業だ。

 だが、去年から、CEOの潮田洋一郎(65)のワンマンぶりが目に余り、瀬戸欣哉CEOの職を独断で解き、自らがその席に座ってしまったのだ。

 今年の5月には、臨時株主総会を開き、潮田の解任決議を行うといわれているそうである。

 現代で、イナックスの創業者の三男で、会長も務めた伊奈輝三(81)が、潮田を批判している。

 昨年10月以降、株価は2割近くも値を下げているという。それにこうした騒動に嫌気をさした従業員たちが次々に辞めていっているそうである。

 由々しき事態のようだが、伊奈は、会社は社会のもので創業者一族のものではない。潮田も、自分の為ではなく会社のためにやっているのだと思うが、株主や周囲の人ときちんとやっていってほしいと話す。

 当然の言葉だが、残念ながら迫力に欠ける。こうした“いい人”ばかりだから、会社が混迷しても、直言できる人材が出てこないのだろう。危うし! LIXIL。

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