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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 『ナカイの窓』最終回でSMAP“再会”匂わし再び号泣!?
【wezzy】

中居正広「再会を願って」と乾杯 伝説の号泣事件、“SMAP5人旅”を振り返る

3月27日、中居正広の冠番組『ナカイの窓』(日本テレビ系)が最終回を迎えたが、中居正広がSMAPとの“再会”をにおわせ、エンディングでSMAPの名曲「オレンジ」を流したことで、ファンの感動を呼んでいる。

 『ナカイの窓』最終回は、中居をはじめレギュラーメンバーが総出でハワイロケを慣行。エンディングでは豪邸を貸し切って、最後の晩餐を楽しんだ。

 中居正広は乾杯の前口上で、「色々なことがありました。具体的には自分の口では言えないこともありました。人間って、人って、思う通りに生きていくことができないことも改めて感じました」と、約7年間に続いた番組を終える心境を吐露し、「再会を切に思うこともあります。何やってるのかなぁ、どうしてるのかな。長い長い付き合いをした仲間っていると思う」としみじみと語った。

 さらに、中居は「このメンバーだけじゃなく、僕には切に思う再会っていうね、僕にとっては、あるんです」と意味深に語り出し、「僕はこの再会を切に願うために、僕の口から言うのもすごくアレですけど、そんな乾杯でもいいですか?」「たぶん、見てると思うんですよね」としんみり。

 中居は顔を覆うようなしぐさを見せ、よもや泣き出しそうな雰囲気に、レギュラーメンバーのアンタッチャブル山崎弘也や陣内智則たちもなにかを察してザワつき出す。しかし中居はパッと態度を切り替えるように、「じゃあ、再会を切に願って。『ナカイの窓』、アンタッチャブルとリミテッドの再会を祈って、カンパイ!」と音頭を取り、ザキヤマの開店休業状態であるコンビと、陣内がかつて組んでいたお笑いコンビの名を出してオチをつけたのだった。

 中居はザキヤマらから“いやいや、SMAP匂わせてましたやん”的な総ツッコミを受けるもシラを切り通し、場はいつも通りの明るい雰囲気へ。しかしその後のエンディングでは、なんと往年のSMAPの名曲『オレンジ』が流れ出し、まるで中居の言葉を継ぐような余韻を残した。

 この一幕が、「中居くんがSMAPとの再会を願っている」と話題になり、SNS上では「中居くんの思いが泣ける……」「SMAPと再会してほしい!」との声が多数上がった。

さらに、木村拓哉が放送終了直後のタイミングで中国版TwitterのWeiboを更新。<Yes!!!! I was so sweat>というメッセージが、中居の「たぶん、見てると思うんですよね」という発言への私信ではないかと話題を呼んでいる。2016年の解散騒動以降は、ジャニーズ事務所に残った中居と木村さえ共演のないSMAPだが、ファンはその絆を再確認して安堵したようだ。

 

伝説の「中居ガン泣き事件」
 中居正広のSMAPに対する特別な思いを象徴する出来事が、2013年放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で起こった「中居ガン泣き事件」だ。

 同番組では、SMAPの結成25周年を記念して初めての5人旅が企画された。「歌の収録」と騙されてテレビ局に招集された木村、草なぎ、稲垣、香取の4人は、スタッフの指示で急きょ大阪へ。現地のレンタカー屋で合流した中居の運転で、大阪観光がスタート。

 5人は日中の観光を楽しんだ後、同じ旅館に宿泊して一緒に温泉に入浴。宴会後のスナックでのカラオケで、事件は起きた。中居の選曲によって、ほかのメンバーがSMAPの往年の名曲を続々と歌うのだが、1992年に発売された4thシングルのカップリング曲『BEST FRIEND』が流れると、それまで騒ぎまくっていた中居が途端にしんみり。静かに聞き入りながらおしぼりで顔を抑えるなどし、「ヤバイ、泣きそうになっちゃった」と言いながら本当に号泣したのだ。ちなみに、草なぎも熱唱しながらもらい泣きをし始め、スパイダーマンのかぶりもので誤魔化していた。

 これには当時、ファンから「私も中居くんと一緒に泣きました」「中居くんのファンになった」と感動の声が続出。SMAPファンの間で伝説のシーンとなっている。

「またSMAP5人で旅行? ないな。あと25年後じゃない?」
 ちなみにその後、中居はラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、初の5人旅の感想をトークしている。リスナーから例の号泣シーンについてツッコまれると、その時の心境について次のように振り返った。

「それこそ、歌番組がなくて歌が売れない時とか、会社の人から怒られたとか……よくわかんない、そんなの。でも、なんとかやってかなきゃいけないからね。そんなの(気持ち)が全部……全部、出てきたんじゃないの」

 ちなみに、宴会では焼酎を18杯ほど飲んでいたという。

 

「またSMAP5人で? ないな。あと25年後じゃない?」

「やっぱ緊張感のある5人だから成立するもので。やっぱり、僕らっていうのは“なあなあ”ではないグループなので。他のグループの話を聞くと、メンバー同士でご飯食べに行くとかってよく聞くんですけど、そういうの一切無いグループですから。どっかで、画面通してもやっぱり緊張感があるから、僕はSMAPが成立するのかなって。だから、そのニュアンスがやっぱりちょっとあるからこそ、こういう旅行ってのは楽しいんじゃないのかな?」

「ある意味やっぱ、SMAPはもうちょっとピリッとするからね。やっぱり僕は、ほどよく距離を置きたいタイプなので。そういう距離感みたいなのが、ああなった(旅行した)時にどうなってしまうのかな? っていう……やっぱ、楽しいんじゃないかな? と思って。楽しかったでしょ?」

 中居が明かしているように、また解散後に香取慎吾や稲垣吾郎も話しているように、当時のSMAPはある意味、ビジネスライクな関係だったのだろう。とはいえ、伝説の「5人旅」の空気感を見れば、そこにゆるぎない信頼関係があることはすぐにわかる。ファンも、そんなSMAPを愛していた。だからこそ、ひょんなことで彼らが「再会」することもあるのではないか――そう期待してしまうのだ。

最終更新:2019/03/29 07:15
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