横綱・白鵬の“三本締め”が角界で波紋!“正統派の横綱相撲”を繰り広げ「みんなハッピーなら」擁護の声も……
#大相撲 #白鵬
大相撲春場所の千秋楽で、3場所ぶり42度目の優勝を飾った白鵬。その白鵬が、優勝後に行った振る舞いが物議を醸しているという。
この日、優勝後のインタビューで「私、大阪に初めて来て、入門も大阪で、そして平成最後(の優勝は)は大阪っていうのは、本当にうれしいです」と語った白鳳。その後、昨年の10月に右膝の手術を行ったことに触れ、「病院の皆さん、部屋、親方はじめ、そして家族。本当の皆の支えがあってこの優勝があると思います」と、周囲への感謝を口にした。さらに、夏場所からは次の元号になることについては「平成13年から入門し、平成に育ててもらいました。(中略)約9年前に、名古屋場所後に天皇陛下から手紙を頂いたことが、この平成の大きな思い出だと思います」と、平成の思い出を語った。
問題となったのはその後。白鵬が観客に「この後、支度部屋で後援者の皆様で万歳をやると思いますが、平成最後なんで、皆さんと三本で締めたいと思います。よろしいでしょうか?」と呼びかけ、「大相撲発展の祈念、そして記念しまして」と掛け声をかけた後に三本締めを行ったのだ。この白鵬が取った行動について、横綱審議委員会は25日に定例会合を開き、問題視する声明を発表。相撲協会の芝田山広報部長は、理事会で議論することを示唆するなど、角界に波紋が広がっている。
この三本締めについて、ネット上では「オールドファンにしてみたら許せない行為」「祝ってもらう側が率先してやるもんじゃないだろ」「稀勢の里がずっと連勝していたとして、平成最後の場所だったとして……三本締めはしないだろうな」と、否定的な意見が多く噴出。しかし、「白鵬のこういうところも好きだな」「お客さん喜んでるんだし、いいんじゃないの」「今日の渾身の一番見てたら、何も言えんぞ」と白鵬を擁護する声もあり、賛否両論の状態となっている。
「白鵬は、2017年九州場所の優勝の際にも、同じように万歳三唱を行い、物議を醸したことがあります。あの時は当時横綱であった日馬富士の貴ノ岩に対する暴行問題に角界が揺れていた時期であったことや、白鵬もその当事者の一人であったことから、批判一色となりましたね。今回、賛否両論になっているというのは、そうしたネガティブな要素が少なかったということが大きいんじゃないでしょうか」(スポーツライター)
また、今回の騒動で白鵬への注目が集まっているのは、千秋楽の取組の内容が関わっている部分もあるという。
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