マスコミ大パニック! イチロー引退会見、深夜の“ドタバタ劇”
#プロ野球 #イチロー
日本だけでなく、アメリカにも衝撃が走ったメジャーリーグ、マリナーズのイチロー選手の現役引退会見。歴史的な場面に立ち会ったメディア関係者が「ドタバタ劇」の舞台裏を明かす。
メディア関係者に一報が入ったのは、午後7時過ぎのこと。事前に気づいたメディアは、そこまでいなかったという。
「なんとなくざわついたと思ったら、LINEのニュース速報で知りました(笑)。ただ、中継していた日本テレビは当初、何も報じないし、広報事務局も『事実関係を確認しています』の一点張り。結局、在京テレビ局が中心となり『会見を開け!』と迫ったので、最終的には隣接するホテルの宴会場で会見が行われましたが、それこそ放っておいたらあの場はなかったと思う」(在京テレビ局関係者)
だが、会見案内も後手に回り、結局開場したのは試合終了から15分が経過した午後11時過ぎ。「そこまでずっと、宴会場の入り口前に立って待つしかなかった。モニターもないので、延長戦に入った試合の結果は携帯の『1球速報』を見るしかなかった」と、あまりにお粗末な状況だったという。
会見が始まったのは午後11時56分。そこから午前1時20分まで約85分もの間、イチローが取材に応じた形だったが、「新聞各社は最終の締め切りが迫っており、『まだ始まらないのか』といら立っている人も多かったですね」(同)。
中盤以降にはイチローに質問した記者が、本人が回答中にもかかわらずパソコンを打つ姿に、イチローが「聞いてますか?」とツッコミを入れる事態に。さらに「同じ質問がかぶったシーンがいくつかありましたが、正直言って、疲労と眠気で意識がもうろうとしていたディレクターや記者も多かった。バレないように、後ろの方で寝ていた人もいましたし」(同)。
それでも、歴史に残る名言を連発したのだから、さすがイチローといったところか。
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