1月期プライム帯連ドラ視聴率ランキング! 首位『刑事ゼロ』の沢村一樹は“新・視聴率男”襲名か!?
#ドラマ #刑事ゼロ
6位以降は……
高畑充希主演『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)は10.3%で6位。初回から第4話までは2ケタで好発進だったが、第5話から第9話まで5回連続1ケタ台で苦しんだ。それでも、平均はなんとか2ケタに乗せた。高畑はNHK連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』でヒロインを務めた後、『過保護のカホコ』(日本テレビ系)、今作と、プライム帯で主演に起用された作品で2作続けて10%超え。結果を残したことで、今後も主演オファーが続きそうだ。
平均で2ケタに乗せたのは、前述の6作品となったが、TBSの看板枠「日曜劇場」で常盤貴子が主演した『グッドワイフ』は9.8%で1ケタ台に終わった。もはや常盤で数字を取るのは難しいということか。
坂口健太郎主演『イノセンス~冤罪弁護士~』はインパクトを残せず、9.1%。坂口は昨年4月期『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系)に続き、主演ドラマが2作連続で1ケタ台。結果を出せなかったことで、当面プライム帯での主演機会はないかもしれない。
深田恭子主演『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)は一度も2ケタに乗せられず、8.5%にとどまった。深田は昨年1月期『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)に続いて、主演ドラマが1ケタ台に終わった。その人気自体は、まだまだ健在だが、作品に恵まれない部分もありそうだ。
ワーストに目をやると、民放では、テレビ東京系「ドラマBiz」枠の真木よう子主演『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』で、4.5%。真木にとっては、低視聴率と、自身のSNSでの迷走ぶりで話題を振りまいた、17年7月期『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)以来の連ドラ主演。所属事務所も変わって、心機一転で臨んだはずだが、ビジネスドラマ枠で、枠自体、数字をもっていないとあって、5%にも届かなかった。ただ、この枠では毎クールのことで、真木も悲観することはなかろう。次回作に期待したい。
リアルワーストは、小芝風花主演『トクサツガガガ』(NHK総合)で3.9%。連ドラ初主演の小芝が隠れ特撮オタク役を演じ、注目を集めたが、2ケタを取った『メゾン・ド・ポリス』の裏とあっては、いささか分が悪かったようだ。
次クールは、福山雅治主演『集団左遷!!』(TBS系)、山下智久主演『インハンド』(同)、吉高由里子主演『わたし、定時で帰ります。』(同)、V6・井ノ原快彦主演『特捜9 season2』(テレビ朝日系)、天海祐希主演『緊急取調室』第3シリーズ(同)、二階堂ふみ、KAT-TUN・亀梨和也主演『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)、原田知世、田中圭主演『あなたの番です』(日本テレビ系)などがオンエアされるが、どのドラマが高視聴率を挙げられるか注目される。
(文=田中七男)
★2019年1月期プライム帯の連続ドラマ平均視聴率ランキング
1位 11.6% 『刑事ゼロ』テレビ朝日系 木曜20時
2位 11.47% 『3年A組―今から皆さんは、人質です―』 日本テレビ系 日曜22時半
3位 11.46% 『家売るオンナの逆襲』 日本テレビ系 水曜22時
4位 10.8% 『トレース~科捜研の男~』 フジテレビ系 月曜21時
5位 10.6% 『ハケン占い師アタル』 テレビ朝日系 木曜21時
6位 10.3% 『メゾン・ド・ポリス』 TBS系 金曜22時
7位 9.8% 『グッドワイフ』 TBS系 日曜21時
8位 9.1% 『イノセンス~冤罪弁護士~』 日本テレビ系 土曜22時
9位 8.5% 『初めて恋をした日に読む本』 TBS系 火曜22時
10位 7.1% 『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』 テレビ東京系 金曜20時
11位 6.8% 『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』 フジテレビ系 木曜22時
12位 6.4% 『みかづき』 NHK総合 土曜21時
13位 6.3% 『後妻業』 フジテレビ系 火曜21時
14位 4.5% 『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』(テレビ東京系月曜22時)
15位 3.9% 『トクサツガガガ』 NHK総合 金曜22時
※2クールをまたぐ『相棒season17』(テレビ朝日系)は対象外
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