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週刊誌スクープ大賞

眞子さま、小室圭さんの次は紀子さまが標的に! 週刊誌の皇室叩きが止まらない!?

引退後契約で30億! 会見での“イチロー語録

 同じ文春から。貴乃花の文春の連載も10回になった。今回は、父親と母親の離婚と、兄の相撲界からの引退について。

 母親の藤田憲子(71)や兄と、和解をして会おうと思っていると話している。これを聞いて、母親、兄はどう思うのだろう。何やら、こんなしおらしいことをいい出したのは、参議院選へ出馬の下心からか?

 やはり文春に、小池都知事のやっていることは血税の無駄遣いで、すでに690億円も乱費しているという記事がある。

 利用者14人しかいないベビーシッター事業に72億円、五輪ロゴの変更に44億円、趣味で始めた風呂敷事業に6億円などなど。

 彼女のいっていること、やっていることは、その場限りの思い付きでしかないこと、都民の多くはわかっている。

 任期一杯やらずに、早く身を引いたほうがいい。それは安倍首相も同じだが。

 東京・江東区のマンションで、高齢女性が3人組に殺された「アポ電強盗殺人事件」の犯人は、現場のマンションから神奈川方面へ走り去った軽自動車を、防犯カメラの「リレー捜査」で、あっという間に逮捕された。

 3人ともに20代で、主犯は長野県出身の須江拓貴容疑者(22)と見られているという。

 父親はバイク屋をやっていて羽振りはよかったが、須江が14歳の時に父親が乗用車にはねられて死亡してから、タガが外れたようになったという。

 父親の保険金が7~8,000万手に入り、暴走族に出入りするようになるが、先輩たちにタカラれて、あっという間にカネはなくなったらしい。

 妹がキャバクラで稼いできたカネをパクり、ついに妹は、練炭自殺をしてしまったそうである。

 付き合う女からもカネをむしり取り、殴る蹴るの暴力を振い、逮捕されているという。

 22歳のガキが、カネ欲しさにアポ電強盗を企み、ついには殺しまでしてしまう。救いようのない連中のようである。

 こいつらと比べるのは失礼だろうが、片山さつきという政治家も、相当な人間のようである。

 文春は、彼女の元政策秘書、磯脇賢二が、片山のこれまで報じられた疑惑について話しているが、彼はこれまで報じられた口利き疑惑について、自分も関与していたり、その現場を見ていたと証言している。

 こうした事実を突きつけられて、これでも片山は逃げおおせると思っているのだろうか。ちなみに、片山の代理人はあの「無罪請負人」弘中惇一郎弁護士である。

 ところでコカイン所持で逮捕された俳優・ピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が出演した映画『麻雀放浪記2020』が、予定通り4月5日に公開されることが決まった。

 当然だし、映画はヒットするのではないか。

 私は、ピエールがやっていたテクノユニット「電気グルーヴ」というのを知らなかったのでYouTubeで聴いてみた。いいね! クスリが欲しくなるのはチョッピリわかるな。

 新潮は、20年ほど前、ドイツ・ベルリンで開催されたテクノミュージックの祭典「ラブパレード」に参加した女性が、クラブで会った男から、エクスタシーというMDMA(違法薬物)をもらった話を書いている。

 その男が「電気グルーヴ」のメンバーだったというのである。だが、それがピエールかどうかは書いていない。どうやら、別の人間のようだが。

 彼女からドラッグの話を聞いたジャーナリストが、そのほかの人間にも取材して集めた情報を04年に警視庁へ提供したが、動かなかったそうである。

 新潮によると、今度の事件で麻薬取締部の後塵を拝した警視庁組対5課は、巻き返しを図るべく、「ドラマで主演を張ることも少なくない30代の演技派女優、時代劇からSF大作までこなすベテラン俳優」などが標的になっていると、社会部記者が話している。

 芸能界とクスリの結びつきは長い。私も現役編集者時代には、大物歌手や俳優が覚せい剤をやっているという情報をもとに、追いかけたことがあった。

 一網打尽という言葉があるが、芸能界に覚せい剤などが流れるルートはそれほど多くないはずだ。一人逮捕できれば芋づる式に次々逮捕される。

 2009年に酒井法子が逮捕されて以来、ここ10年足らずでASKA、清原和博、ピエール瀧はコカインだが、大物が次々と逮捕されるのは、闇ルートが警察につかまれたのではないか。

 今も、標的たちの行動確認を慎重に続けているはずだから、次なる大物芸能人が逮捕されるのも近いのではないかと思う。

 さて、スポーツ選手の引退会見で、これほど感動させられたのは、誰以来だろう。私が後楽園球場で聴いた長嶋茂雄の「巨人軍は永遠です」は、昭和を代表する名言である。

 3月20日の深夜から始まったイチローの会見での発言は、間違いなく平成を代表するものになるに違いない。

 記者のボケた質問にツッコミを入れながら、イチローは野球を通じて体得した己の人生を存分に語った。テレビを見ながらメモしたものだから、正確ではないかもしれないが、こんな言葉が耳に残った。

「成功という言葉は嫌いだ」「50までやると思っていたから、ここまで続けてこられた」「これまでを振り返って? こんなもんかなぁ」「監督? 絶対無理。僕には人望がない。それぐらい自分でもわかる」「勝つということは大変なこと」「少しずつ積み重ねていくことでしか自分を成長させられない」。

 中でも、いい歳をして、こんな言葉に胸を熱くした。

「何でもいい、やりたいと思ったことがあれば、それに向かって進めばいい」

「アメリカに渡って、初めて外国人となって知ったことがある。それはこれからの人生で大切なものになる」

 スポーツ紙ではほとんど取り上げられないイチ節の中にこそ、聴くべき内容があったと思う。

 イチローの家族は妻と年老いた老犬「一弓」。「18歳になる老犬の懸命に生きる姿が、僕を支えてくれた」。私も、昨年4月に老犬を亡くしている。彼女も18歳になる数日前まで、必死に生きた。声も出せなかったのに、亡くなる直前、別れを告げるように高らかに吠え、カミさんの腕の中で息絶えた。

 アメリカでの野球人生を共に生きた老犬との日々を、イチローは生涯忘れることはないだろう。イチローの野球人生のすべてが1時間20分に凝縮された、素晴らしい会見だった。

 新潮によると、イチローはマリナーズと「引退後払い」という契約を結んでいるそうで、これが30億円を超すといわれるそうである。

 そのほか、メジャーに10年以上在籍していると、62歳から生涯、年金1,110万円が出るそうだ。

 まあ、これだけの働きをした人間なんだから、もっともらってもいいと思う。

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