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遺産や殺人の件を忘れて色恋沙汰に夢中。ホントにあと1話で終わるの?『後妻業』第8話

ラスト1話も伏線だらけで……

 小夜子の復讐として、舟山の金玉を潰した柏木は、再び小夜子のマンションへ。長い付き合いながら、初めて小夜子の部屋に入ったということで感慨深そうだ。

「ウチ、アンタに借りが出来てもうたな。ウチの身体で返そか?」

 ということで、何だかんだでキス!

 ちょいちょい、お互いに思い合っているのをにおわせてきたふたりだが、ついに! ……しかし、要はヤリチン&ヤリマンのキスなので、『タッチ』でタッちゃん&南がキスした時ほどはときめかなかったが。

 それでも、これまでになく女の顔になっている小夜子にグッとさせられた。

 そして、ここまでやっておきながら、「今日はゆっくり休めや」と去って行く柏木の格好良さよ。

 さらに、完全にヤッたと思われていた朋美も、「カタギには手ェは出さん」ということが判明。

 それでいて、小夜子からも朋美からも思いを寄せられている柏木……最強フェロモン男や!

 一方、朋美とヤッたわりに、話の蚊帳の外に置かれている感がハンパない本多は、ひとりだけ真面目に「後妻業」の調査を続けていた。

 依頼主である朋美は遺産とかどうでもよくなっている風だし、女としても、どっちかというと柏木の方に心奪われている様子。

 こうなったら何としても「後妻業」のウラを取って柏木をギャフンと言わせるしかないという状態だろう。

 柏木の浮気が原因で別れたという三好繭美(篠田麻里子)から、朋美の父・中瀬耕造が死んだ日に「スポンサーが死んだんや」ということで「ピンドンでも白ドンでも両方でも!」と気前よくなっていたという情報を。

 さらに、もうすぐ柏木の会社を辞めるという経理担当者からは、小夜子の最初の夫が練炭自殺で死んだ前日に練炭を買った領収書&中瀬耕造が死んだ前日に注射器を買った領収書をゲット。

 人殺し道具の領収書を切るなよ……。

 フェロモンビンビンで、過去のトラウマとかもなさそうな無敵キャラの柏木だが、浮気とセコイ領収書という、わりとなさけない原因でメッキがはげてきた。

 さらに、事務所に舟山の息子(ヤクザ)が乗り込んできて3,000万円を要求してくるし、そのヤクザを調べさせようとした黒澤博司(葉山奨之)はシャブを買ってるし。最終回前にして、色々とややこしいことになってきた。

 他にも、

・小夜子が殺しの後、教会で懺悔していた件
・あれだけ稼いでいるのに、小夜子の貯金がほとんどない件
・朋美の姉ちゃん(濱田マリ)の件
・ボケているうどんチェーン店の元・社長はどうなったかという件

 などなど、張りっぱなしになっている伏線らしきものがいっぱい残っているのだが、あと1話でキレイに回収してくれるのか!?

(文とイラスト=北村ヂン)

 

最終更新:2019/03/19 20:00
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